知ると使えるの間には
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
自分にとっての“新しい概念”を手に入れるとすぐに使ってみたくなります。
先日も本を読みながら、自分の中には今まで存在していなかった“新しい概念”が出てきたので、すぐにそれを使ってみたくなりました。
とは言え、それをすぐに使おうと思ってもその本はまだ半分くらいしか読めていないし、そもそもその“新しい概念”の全体像くらいしかわからない状態だったので「使ってみる」という程の使い方”ができるようなタイミングでもなく、ひとまずは「一旦、全部読み終えてからにしよう」と思いながら“どうやって使うのか”を考えながら読み進めました。
そうしてようやく読み終えたところで、何となく「こういう感じかな?」と本に書いてあった“使い方”を見よう見まねでやってはみますが、当然の如く上手くいくはずがありません。
何しろ自分にとっての“新しい概念”なので「こういう感じかな?」と少しやってみては本に戻って読み直して「ああ、すこしちがったかも。じゃあこういう感じかな?」とやってみては本に戻って読み直す、なんて具合に時間がかかりながらも段々となんとなく形になったように感じられるところまで“使ってみる”ができました。
とは言え、これはあくまで「“新しい概念”を使ってみる」というだけの段階なので、これを実際に「“仕事に活かす”ために使ってみる」となるとまたグッと段階が上がってくるのは間違いありません。
この“新しい概念”についての感覚と近いモノが何かあったような気がするなぁと考えていたら思い出しました。
この感覚は、武術や格闘技で“新しい技”を教わってその“形”を何となくできるようになった段階が今の現状であって、「とりえず形はできるようになった技を実践で使えるかどうかは全く別の話である」というのととても近い感覚です。
そうやって“自分の中にある概念”になぞらえて考えてみることで、自分が手に入れた「今までにない“新しい概念”を使う」というコトの解像度が今まで以上にグッと上がってきたような感じがしてくるので、「こりゃあもしかすると、もしかするかもなぁ」なんて、自分に対する期待感のようなモノが盛り上がってきてほんの少しだけワクワクします。
ただ、このワクワク感も「新しい技を教わった時」と同じような感覚がしているので、“新しい技”が実践で使えるようになるまでにかかった長い長い道のりを思い出すと「いつかそういう日がやってくるのだろうか…」という気持ちも同時に湧いてきます。
とは言え、この“新しい概念”が実践でも“使える”ようになるためには、「しばらくは上手くいかない」というのを前提にしてとにかく実践投入しまくるしかないというのも“新しい技”と同じなんだろうと思うので、あとはひたすら“実践”に即して「“新しい概念”を使って考えたものを行動にうつす」を繰り返していくしかありません。
「もうやるしかないんだよ」ということを自分自身に明確にするためにも、ここにこうやって書き記しておきましょう。
さあ、やるぞ。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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