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何回だってやり直すんだ

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

ウチの会社では、今日から新しい仕事の取組み方を実施する事にしてみました。

“新しい取り組み方”とは言っても、何かとても独創的な事を始めるわけではありません。

ただ、今までの自分達を振り返ってみて、「本来必要だったはずなのに明らかに足りていなかった」と思い当たる部分について、「きちんとしっかりやり続けるための取り組み」について話し合って、設計して、やり始めたというだけなんですが。

なので、恐らく多くの会社ではやっているような事ばかりだと思うので、特に目新しい事でも無いですし、行って見ればとても当たり前の事ばかりなのかもしれません。

その中でも一番の大きな変化は、「時間を区切って仕事をする」という事が今までの僕たちに一番欠けていた部分かもしれません。

これまでは、「手掛けている案件の実施が近づいてくると寝不足の日が続く」なんて事が毎度毎度続いていましたし、逆に、それ程切羽詰まっていなければ緩々と仕事をする日もありました。

僕たちの(と言うか、僕個人のかもしれませんが)基本的なスタンスとしては、出来るだけゆとりをもって仕事をしたいわけですが、それとは真逆に、提供する内容の品質に関しては文字通り“全力のモノ”を提供したいと常に考えています。

なので、どうしても切り上げどころは、僕と仲間の“双方の納得”がゴールになっていました。

そうなると、どうしても時間が必要になってきます。

作って、確認して、話し合って、ブラッシュアップしていく。
これが延々続きます。

もっと、もっと。
どうしてもそうなってしまって、結局納期ギリギリになってしまうなんて事がいつもの事になってしまっていました。

そんな仕事の仕方が僕たちにとっての当たり前になってしまっていたので、案件が連続して入っていると必然的に寝不足に陥って、時には体調に影響が出始めたりして、「昔はこんなこと無かったのになあ」なんて、自分達の老いを嘆いたりしていました。

でも、時間はどんどん経過して、体はどんどん老化していくのは生きとし生ける物に課せられた逃れられない理です。どれだけ“アンチエイジング”とか言って見ても、どれだけトレーニングをしたとしても、何もしないよりも老化のスピードを緩める事はできるのかもしれませんが喰いとめる事は出来ません。

であれば、生き物として必要な事、“睡眠や食事や心と体の休息と回復”というのも「自分達の仕事である」と捉える事が必要なんじゃないか。

それを実際の行動に移すしか無いんじゃないか。

以前からずっと考えていたこの事を、本格的に実行する事にしたんです。

その為に、「時間内に決めた事を終わらせる」という、文字にしてみるととても当たり前のことを当たり前にやり切る事を自分達に課すことにしました。

これによって、僕たちは自分自身に対して、「(以前よりも確実に短くなった)決められた時間の中で、提供するモノの質を含めた“仕事の質”を常に向上させながら、自分のパフォーマンスの質も向上させる」という、ウルトラC的な難易度の事柄を自分達に課すと同時に、ある意味では企業を運営する者としての当然の責務とも言える事柄を果たす必要が出てきたわけです。

実際に、今日から取り組み始めてみたわけですが、これはなかなか厳しい物があるよなあと感じています。

何しろ、こうやって文章を書いたり、これまでに存在しなかったサービスの内容について考えたり、自社の戦略について考えたり、なんていう事をするにしても時間が限られているわけで、「おいおい、これだけの時間でホントに良い物が出来るのかよ?」なんていう疑問を自分で自分に向けてしまう事も、1日の中でたくさんあったわけです。

もちろん、その疑問通りに出来ない事もありました。だけど、出来る事もあったんです。そうやって、幾つもの事を1日の中で進めてみると、何とも言えず、「出来そうな感覚」みたいなものがちょっとずつ芽生えてきたような感覚すら持てたりしていて。

これを習慣化していけば、これまでに悩まされてきた「時間が無い問題」も、そのうちに無くなっていくんじゃないかな、なんて楽観的に考える事が今は出来ています。

こんな事をやろうと思ったのも、必要かもしれないと考えたのも、全てはこの秋からの新しい学びを始めたからで、その学びが無ければ今まで通り「自分達の時間をギリギリまで使う事」によってあらゆる事を解決しようとする姿勢のまま進んで行ったのかもしれません。

生物的には、もう若くない人間なので、健康と仕事の両立を真剣に考えていかないと、これまでだったら「ただの寝不足」で済んでいた事も、寝不足に起因する体調不良から他の病気を引き起こす可能性だったあるわけで。そんなの、全然サステナブルじゃありません。

「この仕事やこの会社を持続させる」というのは目的ではありません。

だけど、それはとても大切な“手段”ではあります。

この仕事が続けられるように、この会社を続けていかないと、叶えたい目的を叶える事が出来なくなります。

だから、「この仕事やこの会社を持続させる」というのはとても大切であり、これからも必ず成し遂げ続けないといけない、僕たちにとっての、一番小さな目標です。

その為にも、この会社を構成している僕と仲間の健康はとてつもなく大事なんだと、経営学の観点からあらためて捉え直した次第です。

自分達が健康で、この会社を持続させて、ウチの会社と僕たちの目的を成し遂げるためにも、まずは「時間をしっかり区切って仕事をして生活をしていく」。

そんな、途轍もなく基本的で当たり前の事を、今ようやく始めようと思い至りました。


こんな風に、今このタイミングで、「これまでやってきたありとあらゆる事を一から見直している最中」です。

え?

なんでこのタイミングかって?

もっときりがいい時期もあったのでは、ですか?

それは確かにそうかもしれません。
区切りとかタイミングって大事だと思います。

ただ、僕たちが“新しい仕事の取り組み方”をこのタイミングで始めたのは、このタイミングが僕たちにとって一番速いタイミングだったから、というだけです。

これまでにやっていなかった事を始めるとしたら、「気付いた時が最速のタイミング」なわけなので、今この瞬間から始めるのが最善なんだと思っているんです。

気付いちゃったから、やらないわけにはいかなくなっちゃっただけなんです。

自分達が、「本来当然やっておかないといけないことをやっていなかった」と気付いてしまったら、「それが今の自分達にまず必要な事だった」と気付いてしまったら、そこから目を背けて“やらない”ってわけにはいかなくなるんですよね。

だから、10/18なんていう特に何かの区切りでも何でもないような月の後半に入った週の頭から始めてみた。

なので、理由としては、「気付いちゃったから」。


そうやって考えると、「気付かない方が良かったのかなあ?」なんて思う事も時々はあったりするんですが、ほんの少し考えを進めると答えはいつもすぐ出ちゃうんです。

「もし、あのまま気付かなかったら、そもそも掲げていた“目的”を成し遂げる事は出来ませんが、それで良いですか?」

いや、それはダメだし、それじゃ嫌なんです。

だから、大変になろうが苦労しようが、気付かないとダメだし、気付いたらやる。

ただそれだけのことなんです。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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