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自力で気付くにゃ荷が重い

こんにちは。

株式会社プロタゴワークスあかねです。

「自分の中に起きた変化を、相手にどうやって伝えるか?」

そんな事を考えながら話をする場面が、時々やってきます。

以前は、Aという事柄について「そこまで手間と時間をかけてやる必要は無い」と考えていた僕ですが、ここ最近では、「徹底的にやる必要がある」という姿勢になっていた事に、仲間からの指摘を受けて気が付きました。

確かに、言われてみればその姿勢の変化が起きていることはとてもスンナリ納得がいきました。何しろ、実際に僕の言動がまるで変ってしまっているわけなので。

だけど、この180度の転換とも言える変化が起きていたことに、当事者である僕は気が付いていませんでした。

とにかく僕の頭の中にあったのは「このAを、徹底的に仕上げなければ」という事のみ。確かに、以前の僕だったら「ここまでで充分である」として、切り上げていたのかもしれません。

その指摘を受けて、「なんでかな?なんでだろ?」と考えながら話をしていたら、話ながらやっと自分で気が付きました。

確かにこの“Aという事柄”はAである事は間違いないんですが、Aであると同時に、その内容をよくよく観察してみると、「AではなくBである」とも言えるわけです。

ただ、AとBはその性質が全く異なるとみられているモノなので、一般的な解釈をすれば「AはBではない」わけなんですが、そこに“アナロジー”を使う事で、「AがBである事は間違いない」とも言えるわけです。

そして、どうやら僕の中では、いつの間にかこのアナロジーが勝手に行われていて、いつのまにやら「AではなくB」として位置付けて取り掛かっていたということのようでした。

それが、仲間と話をしながら段々と見えて来るにしたがって、これまでの「Aというものの位置づけ」自体を、他の要素もしっかり見極めながら見比べる必要があるんだという事が、僕たちの社内では今後のスタンダードにしていく必要があるという事がわかってきました。

「AというカテゴリーなんだからAに決まっている」

こういう認識の固定化が起きていたという事であり、認識が固定していたという事は、僕は既に居着いていたという事であり、「それ即ち死」という事であり、だからこそ、このAに取り掛かっていると「なんだかうまくいかねぇなぁ」なんて感じる事があったのかもしれません。

だけど、「AはAでありながら、Bでもあった」という事が理解できた今は、すっかり“新しいわかりかた”をしたという事でもあるので、以前のように「AはAでしかない」と考える事がすっかり難しいような状態になってきました。と言うか、どうして以前はそう考えていたんだろう?なんて疑問がわいてくるような状態です。

「自分自身の中に起きた変化が実際には一体どういうことなのか?」

それを見極めるには、自分一人で何かに取り組んでいるだけでは難しそうだし、誰かと対話をしないと気付くことができなそうだし、かと言って、自分一人で頭がパンク寸前まで取り掛かってみないとそういうことも起きないようだし。

どうやら、自分にとって「こりゃスゲー発見だ!」みたいなことに出会うには、やっぱり徹底的に追い込まれる時間が必要なようなので、これからまだまだ苦難の道は続きそうだなあ。

そんな事を感じている週の始まり月曜日。

今週は、途轍もなく長そうな感じがしています。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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