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イメージの共有をしたい時には

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

「話していることの意味は何となくわかるんだけど、イメージが全然わかなくて」

こんなことを自分自身もよく思いますし、他者からこう言われることもよくあります。

そんな時に、手元に資料を用意してあるのなら相手がイメージしやすくなるような図やイラスト等を用いることでイメージしやすくなることがあるんだろうなと思うことがよくあります。

ただ、その相手が「どんな人なのか?」や「何を見るとイメージしやすくなるのか?」などは、実際にその人に用意してあった資料を見てもらったうえでフィードバックをもらわないことには的確に伝えることができなかったりするわけです。

なので、色んな人からのフィードバックをもらえると資料がどんどん“伝わりやすいモノ”になっていくということはこれまでにたくさん経験してきました。

ただ、そういった「資料のようなモノが無い状態で他者とイメージを共有する必要に迫られる場面」というのもよくあるわけです。

手元には、相手と一緒に“視覚的に共有できるツール”は何も無い。
だけど、今このタイミング、この瞬間に、自分の頭の中にあるイメージを何としてでも共有しておかないと。相手に受け取ってもらえそうな“絶好の機会”は、もう二度とやってこないのかもしれない。だから、何としてでも!

そう思う瞬間に遭遇することが、案外とたくさんあるんです。

そんな時には、僕の場合は大抵が“例え話”を用います。
これは、特に「そうしよう」と思って用意しているわけではなくて、ほとんどの場合がその時に対峙している相手と話をしていて、そこまでの時間の中で「その相手が受け取り易そうなモノって何だろう?」というのを考えてその場でパッと出す、みたいな感じです。

なので、事前に用意しているわけでもないし(というか、そもそも事前に用意できるのであれば、もっと強力なツールである“イラスト入りの資料”なんかを用意しますし)、次にこんな絶好の機会があるかどうかもわからないし、今この瞬間というタイミングを逃したくないから、そりゃあもう必死です。

必死なので、たくさん質問をします。
例えばよくする質問としては、「なにかスポーツはやっていましたか?」とか「休みの日などに趣味で取り組んでいることってありますか?」なんてことを聞いて、それらの回答の中から、自分が「今、伝えなければならないこと」とのアナロジーを見つけて、相手がしたことがあるであろう体験と重ねて関連付けて、例え話として伝えたりします。そうすると、かなりの高確率でイメージの共有が可能になったりするんです。

ただ、この“例え話でイメージの共有”があまりにも便利すぎるので、僕の場合は多様しすぎてしまっているし、頼り過ぎてしまっている節があるので“資料を作って準備する”ということに対してなかなかの苦手意識があったりして、これはこれで「なんとかしなくちゃ」と思っていたりもするわけです。

でも、やっぱりこの「相手の体験を聞かせてもらって、その“体験の中のイメージ”と“伝えたいモノのイメ―ジ”を重ねるアナロジー」が使えるようになってきて、その精度が段々と上がってきたのを実感すると、様々な他者と“抽象的なイメージ”を共有するということが、そこまで大変じゃなくなってくるのも実感できるようになってきました。

とは言え、もちろん「誰にでも通用する」ということはありません。
時と場合と相手によっては、当然ながら“イメージ図”があれば一瞬で共有できることも多々あるわけなので、この辺りの使い分けができるようになるといいんだろうなぁと、“それ”がしっかり使い分けられているウチの仲間を見ながらよく思うんです。

「ああ、あんな技能が僕にも備わっていたならば」

そんなことを思わなくもないですが、僕の中にはどれだけ一生懸命考えても“イメージ図”なんてモノが頭の中に浮かび上がってくることがありませんので、その辺りは「できること、できないこと」として割り切ってやっていくしかないんだろうなぁとも思っています。

ひとまずは、「自分のできること」で頑張っていくしかありませんので、僕にできないことは今まで通り仲間にバッチリ頼らせてもらうしかありません。

なので、冒頭のように「イメージがわかなくて」という方に何かを伝える際には、自分い出来ることで受け取って貰うことができなければ、仲間の力を大いに頼りにさせてもらうしかありません。さて、一丁開き直って、僕の信条でもある“他力本願”の本領発揮といきましょうかね。


あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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