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どうしようって言ったって

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

「ああ、どうしよう」

何かの予定が入っていると、すぐにこんな言葉が頭の中に湧いてきて段々とそれが大きくなって、いつの間にやら頭の中がこの言葉でいっぱいになる。

そんな経験を日常的にしています。

ただ、よくよく予定表を確認してみれば、「ああ、どうしよう」なんて心配に思うこともないくらいの時間的余裕があることに気が付ける場合が多かったりするんですが、なぜだか無性に心配になることがあるんです。

これは恐らく僕の特性の一つである“心配性”からきているんだとは思いますが、その特性にブーストがかかる“きっかけ”について、最近では明確に認識できるようになってきました。

それは、「“こうすれば終わる”という見通しの立たない予定が幾つかあって、それが手付かずのままであることに気が付いた時」という“きっかけ”です。

この“きっかけ”に気付くと同時に、「なぜ“見通しの立たない予定”を手付かずのまま放っておくのか?」という“問い”が湧いてくるんですが、ここに僕の中の“適応課題”がハッキリと見えてきます。

“控えている予定=これから取り組む仕事”なわけですが、これから取り組む仕事についてイメージしようとしても、僕にはその仕事をどう形作っていけばいいのかについて「最初の一歩の見通しが立たない」ことがハッキリわかるんです。
それがわかるからこそ、手を付けることができない状態になってしまって、ついつい後回しにしてしまっている。
さらに、「最初の一歩の見通しが立たない」ということは、「“それ”にどれくらいの時間がかかるのか皆目見当もつかない」ということでもあるわけです。

つまり、

「どうしたらいいか見通しが立たず、どれくらいの時間がかかるかも見当つかない仕事に、まだ一つも手を付けていない」

という激ヤバな状態に陥っていることをうっすら自覚しているからこそ、冒頭のように予定を見ただけで「ああ、どうしよう」なんてことが頭をよぎるわけです。

そして、これまでの人生で何度も何度もこんな状態を経験してきたからこそ、「ああ、どうしよう」という心配が湧いてきた時には、「あ、この状態は“激ヤバ”に突入したってことかもしれないぞ」と自分の今の状況に気付くことができるようになってきました。

そんなこともあって、今では「ああ、どうしよう」が湧いてきたら、まずはその時にやっていることの手を一旦止めて、まずは「ああ、どうしよう」と思った“手付かずの仕事”にとにかく着手してみるようにしています。

もちろん、そこまで未着手のままにしてきたということは、「自分には、最初の一歩の見通しが立たない仕事である」ということはハッキリしているので、こういう時にとるべき手段はたった一つしかありません。

とにかく、仲間に相談だ!

そうすることで、「それは、こうしたらいいと思います」と既に何らかの手段が考えられている場合もありますが、当然ながら現状で進んでいないわけですから、「まだ何も考えていない」という場合も多々あります。
ただ、こんな時に僕が求めているのは「既に、考えていました!」ということではなくて(もちろん、「もう完成してまっせ!」という状態が最も嬉しいわけですが)、僕とは全く異なる視点での“その仕事の捉え方”みたいな話を聞かせてもらうことで、「ああ、そういう考え方があるのか!」というところからの“取っ掛かり”みたいなモノが見えてくるのを期待していて、そして、いつものことなんですが仲間と対話をすることで、必ずその“取っ掛かり”が見えてくるわけです。これについては、今までに「仲間と対話をしても何も出てこなかった…」となったことは一度もありません(当然ですが、もしもそんなことがあったとしたら、今こうして会社を存続していることはできないわけですが)。

そんなこんなで、今日も“「ああ、どうしよう」案件”について仲間と対話をすることで、その“取っ掛かり”をいくつも見出すことができました。

こんなことがある度に毎度毎度思うのは、「なぜ、これをもっと早くにやっておかないのか?」という己への反省だったりするわけです。これをもっとシステマチックに進めることができていればもっともっと楽に仕事を進めることができるんだろうなぁと。まあ、そのための取り組みの“取っ掛かり”が、今日の「ああ、どうしよう」からの対話で見つかったわけなので、今後はもう少し改善がはかれるんじゃないかとは思っています。

でも、もしかすると、こうやって“激ヤバ状態”に陥ったとしても、毎度毎度この急場を凌げてしまっていることが、僕の中の安心感みたいなモノを生み出してしまっていて、こんな状態になるまで“動き出さない”ってことに繋がっているような気もしてきました。

だとすると、僕の中に“切実さ”が芽生えるのは「ああ、どうしよう」がいよいよ「どうしようもなくなった」という状態になった時なのかもしれません。

ただ、その状態になってしまうと正真正銘「どうしようもなくなった」状態になってしまうので、やっぱり一刻も早く“仕組み”でどうにか改善をしなければならないようです。


ああ、どうしよう。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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