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最高のタッグチームを目指して

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

「なんて素晴らしい組み合わせなんだ」

他社に訪問をさせてもらって、そう感じることが時々あります。

大抵は、社長と役員だったり、社長と社員だったり、社員同士だったり、といった“二人の関係性”が会話の中から垣間見えて来てそう感じます。

これまでにもお会いしてそう感じた方々の肩書はそれぞれでしたが、どんな肩書やどんな年齢や性別であったとしても、冒頭の感想を抱く時に必ず共通していることは決まっています。

それは、「お互いの“強み”と“弱み”を把握したうえでお互いに補い合って、一人ずつでは発揮できないであろうパフォーマンスを発揮している」ということです。「良い化学反応を起こしている組み合わせ」とも言えるでしょう。

加えて、「その“良い化学反応”がどうすれば起こせるのかを、お互いが自覚しながら活かして仕事をしている」というのも、冒頭の感想を抱く時に必ず共通していることでもあります。

今日は、久々にそんな組み合わせの方々にお会いしてお話を聞かせてもらうことができました。

実は、以前にその方々のうちのお一人である社長さんの講演(?)を聞かせてもらっていたんですが、その時されていたお話の中に、もう一人の役職者の方が何度も登場していたんです。社長曰く「仕事の中で、常に助けてもらってきた(意訳)」というような内容で。

そのお話を聞いていた時から、「是非、この社長と役職者の方に直接お会いしてお話を聞いてみたい!」と思っていたんですが、その願いが遂に叶ったのが今日でした。

実際にお会いしてお二人とお話をさせてもらって感じたのが冒頭の感想です。

一見すると、熱のこもった語り口の社長と静かに淡々と話す役職者といった感じで全く真逆のキャラクターにも感じられましたが、自社の取り組みに対する思いなどの部分をじっくり聞いていると、どちらからもとても強くて熱くて真摯な想いが込められているのをヒシヒシと感じました。

それと同時に、お互いがお互いにリスペクトを持って関わっているというのも言葉の端々や話の内容からとても強く感じました。

そういう言葉では言っていませんでしたが、とても自然な感じで「この人あっての自分です」というようなリスペクトがあるんじゃないかなと感じ取れたような気がしました。

そういう関係性を見ていて、あらためて僕と仲間との関係性にも思いを馳せることになりました。

「自分達はどうなんだろうか?」と。

僕も仲間もお互いの“強み”と“弱み”についてはお互いに把握しながらフォローしたり引き受けたりしていると認識しています。

とは言え、そこには必ず“対話”を介したコミュニケーションを大事にしています。

お互いに「空気を読み合って」フォローし合おうとすると、そこに必ず齟齬が生まれるということを、起業してから3年半の間で、もっと言えば前職で先輩後輩として一緒に働いていた時代から「イヤと言う程に」思い知ってきました。

だからこそ、今は、「どんなに些細な事でも“違和感”は必ず言葉で伝えるし、感じた事や考えた事も必ず言葉で伝える」ということを社内の約束事にしています。

これを実践することによって、ほとんどの“トラブル”や“リスク”を起きる前に火消しができるようになりましたし、極稀に起きてしまったとしても最速の段階で対処が可能になりましたし、最小限の被害で済ませることができるようになりました。

だから「良い事づくめです」。そう言いたいところですが、もちろん「良い事」ばかりでもありません。

何しろ“対話”には時間がかかります。
というのも、自分が発している言葉の意味するところが「実際には、自分が言わんとしているコトを的確に言い表せていなかった」ということに気が付く事が本当にたくさんあるんですが、そもそも、“それ”に気が付くまでには相手からのフィードバックが適切に行われないことには“それ”に気が付くことはできませんし、そこに辿り着くまでに長い時間を要することもよくあります。そして、そこに辿り着くまでの長い時間というのは何日も何週間も何か月も何年もかかってようやく、なんてこともあるわけです。

「ウチの場合は、そんな事をしながらようやく今ここまで来ているんだよなぁ」なんてことを思いながら、目の前の社長さんと役職者の方の話を聞いていたんですが、こんな“素晴らしいコンビ”になるには、まだまだ精進が必要なんだなぁと、“これから先の道のりの長さ”にクラクラしました。

それと同時に、誰が見ても“このコンビ”のように「素晴らしい組み合わせだなぁ」と感じ、それが(僕がお二人に感じた)信頼感や安心感につながっていくような、そんなコンビを目指したいなと強く思いました。

もちろん、そんなコンビを目指すということは、今まで以上に取り組まないといけない事もたくさんありそうですし、そもそも対話の質の向上にもずっと力を注ぎ続けるのは当然やるべき事でしょう。

「ああ忙しい」とか言いつつも、しっかり時間を確保して“自己研鑽”に励むべし。そんな、至極当たり前のことをあらためて再確認するいい機会になりました。

「なんて素晴らしい組み合わせなんだ」

誰が見ても、そして何より、自分達自身が事実と根拠に基づいて、そう感じられるように。

そんな“最高のタッグチーム”を目指して、これから一層なお励んで参りたいと思います。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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