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それに終わりは無いのかも

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

「増えれば増えるほど、どんどん足りなくなっていくモノってなーんだ?」

こんな“なぞなぞ”を、思いついたタイミングがありました。

“それ”が無ければ無い程、「足りない」と感じることはありません。

でも、“それ”が増えていくにしたがって、「足りない」ということが段々とわかるようになってきます。

一方で、“それ”を求めた当初は「足りない」と思って一所懸命に“それ”を増やしていっていたはずなのに、使い方を間違えると「もうこれ以上ないくらい充分に手に入れた」となってしまって、それ以上増やさなくなってしまうこともあります。

かと思えば、「まだやるの?」と傍で見ていて感じるくらい“それ”を増やし続けることもあります。

だけど、たくさん増やしていても、うまく使えていないように見えることもあったりします。

この辺が“それ”の難しいところだよなぁと感じる部分ですが、どれだけ増やしたとしても、しっかり使わないとあまり意味が無いのも“それ”の特徴だったりするんだよなぁとよく思うんです。

そして、“それ”はとても楽しいモノでもあるんですが、同時に、とても怖いモノでもあったりするし、とても恥ずかしいモノであったりもするんです。他にも、とても痛かったり、時に目の前が真っ暗になったり、時に目の前がパーッと開けていくこともあったりします。

そんな様々な特徴を持っている“それ”ですが、「足りない」と感じることが出来ている状態が、実は最も望ましい状態なんじゃないだろうか?と最近では思えてきました。

「足りない」と感じるからこそ、「もっと必要だ。まだまだだ」と感じるからこそ、今以上を求めることになるわけです。そして、大抵の場合“それ”は誰であっても手に入れることが出来るように整えられていたりするわけです。

もちろん、「もっと良質な“それ”がいいんだ」となれば、「誰であっても」というわけにはいかない場合もありますが、汎用性が高くで基本的には誰であっても手に入れることが出来るように整っているのも、“それ”を取り巻く現代の社会の特徴だなぁと感じます。

ただ、「“それ”を増やそう、手に入れよう」と自ら望んで行動に移すというのは、子どもの頃と比べると難しくなってくるのは、多くの人に共通するんだろうなと感じています。

「“それ”を増やそう、手に入れよう」と思うためには、まずスタート時点で、「“それ”が自分には足りないんだ」という気付きとか思いが無いことには始まりません。だけど、子どものうちは“それ”が半ば強制的に与えらえる環境が整っているんです。

とは言え、冒頭の“なぞなぞ”の答えである“それ”が、子どもの頃には“それ”だと感じられないということが多々起きてしまっているのは仕方ありません。僕自身もそうでしたが、「“それ”を増やしにきているにもかかわらず、“それ”を“それ”として認識しておらず、“己に苦痛を与えるモノ”として認識している」ということが起きていました。

それがあるから、「大人になっても“それ”を“己に苦痛を与えるモノ”としてだけ認識してしまう」なんてことが起きてしまっていました。

そのまま時間が過ぎてしまうと、“それ”を手に入れることが無いままどんどん歳をとっていきます。

僕みたいに、そのことに全く気付かずに時間が過ぎてしまうこともあるでしょうし、途中で気が付く場合もあるかもしれません。

気付いた時が最速のタイミングなので、実際には“最良の状態”なハズですが、「なぜもっと早くに“それ”の重要性に気付かなかったんだろう…」と後悔の渦に飲み込まれそうになったりもするわけですが。

だけど、実際には、大人になると知らず知らずのうちに“それ”が手に入っていることがあったりするわけです。これは、多かれ少なかれ誰にでも起きていることなんだろうと考えています。

ただ、「“それ”が手に入っていることに気が付いていない」とか「“それ”を手にしていることを認めない」ということが起きているんじゃないか?そう感じるような事象をとても多く見聞きします。

だから、「自分の中に在る“これ”が、“それ”だったんだ」と気付くきっかけさえあれば、もしかしたら、大きな変化が起きる可能性が誰にでもあるんじゃないのかな。そんなことを、いつも思いながら仕事をしています。

”なぞなぞ”の答えは”学び”です。

僕やウチの会社の関わりが、いつか誰かの“学び”が目覚めるキッカケになったらこんなに嬉しいことはありません。

「学びは“主人公が持つべき資質の一つ”に違いない」

これは最近つくづく感じていますし、「だからこそ、『主人公製作所』の中の人として己自身も学び続けることから逃げちゃダメなんだよ」と日々自分を戒めているところです。

「ジブン、マナビ、フソクシテル」

常にこれに向き合い続けるというのも、なかなかしんどいですが、これはこれで今は楽しくもあるのが複雑なところです。


あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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