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退職後1年のプロティアンな振り返り

退職後1年の振り返り

今回は退職後1年の振り返りをしたいと思います。昨年3月末に41年間勤めた会社を退職しました。63歳でした。再雇用は3年で、本来はあと2年継続することは可能でしたが、やりたいことがあり過ぎて、まだ元気なうちにと退職を決めました。

退職直後は、再雇用期間中から始めていた出張カメラマンの仕事と、自家用車のキャンピングカーのカーシェアをしていました。また、友人経由で、中堅企業の改善活動の顧問の仕事を始めました。

それらの収入は、再雇用期間中の給与と比較するとかなり少ないのですが、3月からの老齢厚生年金の受給と、会社からの企業年金、そして別に積み立てていた個人年金と合わせれば、贅沢をしなければ普通の暮らしができるレベルです。

一方で、今まで手掛けてきた仕事を法人としてまとめたいと思い、9月から社員1人の株式会社PROTEAN HIROを立ち上げました。

定年ひとり起業を行うに際して、さまざまな書籍を読み漁りました。特に参考になったのが、大杉潤先生の「定年ひとり起業」シリーズ、そして今井孝先生の「起業1年目の教科書」シリーズです。

一番大変だったのが、会計処理でした。昨年度は、会社員として働いていた時期と、個人事業主の時期、そして株式会社としての時期が重なり、その税務処理が大変でした。結局、税理士の先生にお世話になりながら、なんとか3月に確定申告を終えました。ただ、株式会社の決算が7月なので、これからその準備に取り掛からなければなりません。

仕事の方は、当初はキャリアコンサルタントの分野で企業向けの受注を目指そうと思いました。しかし、その方面は、人事関係のプロの方が多く、ハードルが高いことがわかりました。

一方で、トヨタ生産方式を活かした改善の顧問の仕事は、根っからが「改善マンなので、面白くて仕方がなく、徐々に範囲を広げています。

さらに、キャンピングカーのカーシェアをインバウンドの方にも提供するため、レンタカー事業の許可をとり、キャンピングカーももう1台増やして、これから本格的に事業を始める予定です。

また、写真の方は、ストックフォトというビジネスに機会があることが見えてきました。また、海外の写真家向けのフォトツアーの企画も、なんとか進み始めました。

退職後1年間のまとめとしては、自分が好きで得意なことだけに集中して仕事ができるので、楽しくて仕方がないという感想です。

また、何をするにしても自分が築いてきた人脈がいつも助けになったと思います。会社員時代の人脈よりも、再雇用期間中に色々な資格取得に挑戦した際の同志、そして「おじさんLCC」をはじめとした3rd Placeで知り合った仲間たちから、大いなる刺激を受け、また色々と助けてもらいました。

ただ、時間管理や会計処理、DXの活用等やるべきことがたくさんあります。

これからどうする

最近、また大杉潤先生、今井孝先生、立花岳志先生、樺沢紫苑先生、本田健先生など、これからの人生の生き方や、時間管理術、ひとり起業のあり方、お金について等の書籍をたくさん読んでいます。また、現在読んでいる「Die with Zero」にも影響を受けています。

それでなんとなく以下のような今後の方向性が見えてきました。
・やりたいことはすぐやる(死ぬ時に後悔しない)
・ものではなく、思い出に残ることをする(特に妻と旅行)
・お金は死んだ時に家族に残すのではなく、計画的に贈与する。必要以上のお金は計画的にやりたいことに使っていく

実際にやりたいと思っていること(妄想)は以下:
<キャンパー>
・毎年海外キャンプに妻と一緒にいき、旅行記・写真・YouTube、キャンプ雑誌などで発信(何本かまとまったところでKindleで旅行記として出版)
・国内で、桜や紅葉を追いかけたキャンプツアーを実施
・インバウンド向けのキャンピングカーレンタルを行う
・インバウンド向けのキャンプ場のネットワーク化をサポート

<カメラマン>
・国内の素晴らしい景色を撮影して、ストックフォトに登録、販売
・海外からの写真家を呼び込みフォトツアーを実施
・愛知県三河地方と八ヶ岳周辺の写真を撮って、写真集を出版、個展を開く
・名古屋で写真に関するMeetupを立ち上げ、在名の外国人向けに写真教室・フォトツアーを実施

<英語・日本語講師>
・全国通訳案内士の資格、英検1級の資格をとり、TOEIC満点とともに英語の3冠王を目指す
・TOEIC得点向上のためのストアカ講座を設置
・地元周辺で日本語講師のボランティア実施

<改善コンサルタント>
・現在の顧問先にトヨタ生産方式を活用した現場改善を導入。グループに拡大、そのノウハウを外販に結びつける
・キャンピングカー製造会社へのトヨタ生産方式の導入等の経営支援
・キャンピングカーレンタルフランチャイズのオペレーション改善支援

<キャリアコンサルタント>
・プロティアンキャリアメンターとして企業向けセミナーへの登壇
・高校生向けのプロティアンセミナー実施
・自身のプロティアン実践者としての書籍を執筆

<マラソン>
・年に2度フルマラソンに挑戦(そのうちの一度は海外マラソン)

これら全てをできれば75歳までに実現したいと思っています。そして、大杉潤さんが言われる3rd Stageとして75歳を過ぎたら八ヶ岳で好きな写真を撮って暮らせればなあと妄想しています。(その場合は、寒がりの妻はついてきてくれないので、ひとりぼっちかもしれません)

いつもながら暴走(妄想)機関車ですが、「思考は現実化する」と信じて、今後も妄想続けたいと思っています。

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