私の3冊@BOOK_ TRAIL_vol2
2023年1月28,29の二日間、奈良県立図書情報館で本にまつわるイベントに参加してきました。めちゃくちゃいい体験だったので、忘れないうちに(忘れるために)記録しておこうと思います。
ファシリテーターの西村佳哲さんに初めて出会ったのが13年前の同じ場所で、今回は本にまつわる!と聞いたら行かずにはいられないと思ったのです。
BOOK TRAIL vol.2 とは
奈良県立図書情報館が主催のイベントで、本をとおして人(誰か)の話を聞くというアクティビティ。
第1回は、昨年2022年の7月に開催されました。この時も告知が直前だったにもかかわらず、私たまたまた偶然その日奈良にいて空いてる日!だったので、参加してしまいました。この時は、今回MCを務めた友廣さん、西村さん、乾さんの本を話してもらう会でした。
Vol.2は、 ”本を通じてきく、あなたの旅の話”という副題で
となっており、参加者自身も本を持っていくことに!図書室の本をお借りすることも可能です。
当日の様子は、西村さんのnoteをぜひごらんください! MCとゲストの方々の本の話ももう面白くって! たくさん刺激をいただきました。
そして、備忘録がてらに私の3冊を記録しておきます。
1冊目:忘れることが出来ない〝現在の自分につながる本〟
私は #読書猿 さんの#独学大全 を。
これについては、noteにもかきました。
自分は、本をすごく読んでいた時期がむかーしにあるのですが正直もう憶えて無くて今これだなと思うのがこの一冊でした。2年前の1月に購入して、3月から朝起きて音読するという習慣が読書習慣の再スタートでした。あらためて、記事を読み直してみるとお勧めしてくれた方がいて、一緒に読んでくれた方がいて、いろんなバトンに中に自分がいることを改めて思いました。
読書や勉強に対して「いろんなやり方がある」という試行錯誤できる幅があって「あ、これならできそう」「これならやってみよう」「こういうことか」という発見をたくさんいただきました。そうそう、そのおかげで昨年の4月には大学院に修士として入学する運びになりました。自分でもびっくりです。
2冊目:いま必要性を感じている〝読み返したい本〟
これは、リチャード・ランガムの「火の賜物」です。
人文系の本をほとんど読んできてなかった自分が、人文のおもしろさと大切さが身に染みた1冊で、これで勉強してみよう!と背中を押されました。
あまりにも当たり前の日常である「料理」がどれだけ人を人たらしめているか?!の原点に気付かされた目から鱗の大興奮の本でこの当時(一昨年)にしては珍しくとにかくどんどん読んでしまいました。
なので、逆にメモとかとってなかったので、あらためてちゃんと読み直してみたいなと思うのです。料理ってすごい!という本です。残念ながら絶版で古本も高いのですが、図書館の蔵書は大抵あるように思います。
3冊目:まだ読んでいないけど目にとまる〝なぜか気になる本〟
3冊目は、正確には”読んでる途中”のこの本。2022年10月に出版されたこの本で「はたらきかた」「組織」というキーワードが気になる人にはまったく目新しさがなくておもしろい!本だと思います。
ホラクラシー経営とかティール組織と言われる、自立分散型組織はいいよねとは思うものの実際無理じゃない?!という感覚がずっとあってもやっとしていたのですが、これは組織と個人をどんなふうにみていくのかの新しい「メガネ」が得られる感覚。
新しいメソッドというよりも、それぞれそれなりに考え判断し動いていることが「こういうことだったのか!」言語化された、そんなイメージをもちながら読んでいます。このイベント中もずっと読み進めていました。読み終わりが楽しみすぎます。個人的には20年に一度くらいのヒット本です。
本を介して対話する
BOOK TRAILの今回は、参加者同士が持参したこれらの本を紹介し合うのですがどのお話も面白くて!心の距離が縮まるスピードの早いこと!そして、教えてもらった本をメモしまくってブックリストに加えまくってしまいました。
西村さんの名ファシリテーターあっての場であって、
ここをぶらさないこと大事が身にしみました。いつものイベントよりご高齢の参加者が多かった印象ですが、本を持ってくればどんな世代とでもあっというまに打ち解けられる!感触がありました。
参加者からの「参加者同士の話の時間が足りない!」というリクエストが多くて、小グループで話す時間をたっぷりとっていただきました。会話が交わせなかった方々もどんな3冊を選んだのか気になりすぎて仕方ありません。
こういうアクティビティ、この奈良県立図書情報館だけでなく、いろんなところでできるといいなぁとしみじみ思うワタクシでございます。どこかで実験的にやってみたい感じがしています。
あなたの3冊は何ですか?
自分がこのnoteを書いたのは、もうひとつ、これを読んだ人が自分の3冊を教えてくれたらいいなと思ったからです。
もしよかったら、教えてくださいね。そして、どこかであなたのお話を聞かせてください。
2023/02/12追記
3冊目の本を読んだのでnoteに記事を書きました。
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