見出し画像

”寄り添う気持ち”って結構大事

『ほら、”事務仕事”とかもあるでしょう』
「え…えぇ…まぁ…」
僕と妻はそれ以上何も言えなかった。

先日は妊娠中の妻の1か月検診で病院に行った時のこと。
妊娠してから半年以上経過したということもあり、お腹が張ったりして保育士として勤務することが難しいと実感していた

そこでお医者様に
「早めにお休みを取りたいので一筆書いて頂けないか」
という相談をしたときに

『病院側で書くこともできますが、作成する書類はどちらですか?』
と、いくつか例を出してきたが、正直どれもしっくりこなかった

こちらは”早めにお休みを取りたい”のに
”お仕事の内容に配慮してください”という体のものしか準備できないとのこと

ちなみに妻の勤務先に相談したら
【早めに産休(欠勤)したいのであれば病院から書類をもらうように】
言われてしまっている状況

働いている本人が
「これ以上はキツイ」
って言っているのに【それを証明する物】を要求されている状況で、頼みの綱のお医者さまからもちょっとつき離れたような気がして僕と妻は二人して”これ以上話しても…”って感じていた

実は前回診察をしてくれたお医者様はお子さんを何人か育てられている方で「食べるものなんてあんまり気にしなくていいのよ!」とか
「あーわかるわかる!」
ってめちゃくちゃ”共感”してくれていて…とっても話しやすかった

比較して、今回話したお医者さんは同じ女性だったのですが、僕と妻よりも明らかに若い感じの方で、とても対応が”義務的”に見えてしまって…なんだか寄り添ってくれてないように…

最後には妻の職業が保育士で現場で働いている。という説明をしたうえで
『ほら、”事務仕事”とかもあるでしょう』
って言われてしまった

確かに事務仕事はあるけど、基本的には”こどもと接する”のがメインの仕事。

裏方の仕事は別の方がやっているもので、そちらとの配置転換も簡単にはいかない。説明していればもしかしたら相手の受け取り方や言葉も変わったかもしれないけど、”寄り添いの感情”がない時点で”もういいや”ってなってしまった。

本当ならもっとたくさん質問したかったのに、病院をあとにしてから出てくる始末。

”相性の問題”って言われてみればそれまでのことなんだけど、めちゃくちゃ大事なことなんだなぁって感じた話。

次からはその担当のお医者さんが居ない日を選んで病院に行くことを妻と話し合った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?