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<「誰かのためになりたい!」気持ちを、アクションにつなげる>をミッションに掲げるソーシ…

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<「誰かのためになりたい!」気持ちを、アクションにつなげる>をミッションに掲げるソーシャルグッド応援団体のパブリックマインドでは、社会課題の解決にむけて活動する団体や個人の支援に取り組んでいます。 https://www.publicmind.jp/

最近の記事

障がいのある/医療的ケアを必要とする子どもたちと家族に様々な体験の場を提供したい~NPO法人AYA 中川悠樹さんインタビュー(後編)

■はじめに 「病気にかかってから外に出ることを諦めた」「急に声が出たり、落ち着いていられないので周りへ迷惑をかけてしまう」「常に医療的ケアが必要で、何か起こった時を考えると不安だ」そんな子どもたちの状況に応じて、スポーツ・芸術・文化に触れて世界観が拡がる機会を提供しているNPO法人AYA。 前編では代表の中川悠樹さんが、この活動を始めるきっかけとなった原体験、団体を始めるまでをお伝えしました。後編ではAYAの活動や、活動を通じて感じたこと、目指す姿についてお伝えし

    • 障がいのある/医療的ケアを必要とする子どもたちと家族に様々な体験の場を提供したい~NPO法人AYA 中川悠樹さんインタビュー(前編)

      ■はじめに 映画を観に行こう。スポーツを観戦しよう。音楽のコンサートを鑑賞しよう。 普段、私たちが何気なくやっていることを、なかなか実現できない子どもたちと家族がいます。 「病気にかかってから外に出ることを諦めた」 「急に声が出たり、落ち着いていられないので周りへ迷惑をかけてしまう」 「常に医療的ケアが必要で、何か起こった時を考えると不安だ」 そんな子供たちの状況に応じて、スポーツ・芸術・文化を通して世界観が拡がる機会を提供しているのが、NPO法人AYAです。 代表の中川

      • 1万人の子どもたちがテクノロジーを学び教え合える場をつくりたい~一般社団法人Kids Code Club石川麻衣子さんのStory 後編~

        はじめにプログラミングやテクノロジー教育を通じて、貧困など厳しい状況にあっても立ち上がれる社会をつくろうと活動している一般社団法人 Kids Code Clubの石川麻衣子さんのStory。 前編では子どもたちが無料でプログラミングを学び教え合える環境をつくる活動のきっかけや思いについてお伝えしました。(前編はこちら) 後編では貧困家庭の子どもたちの支援に実際に取り組んで気づかれたこと、そしてこれから目指すことについてお伝えします。 ■貧困家庭の子どもたちも学べる環境づ

        • 学ぶことは生きる希望につながる~子どもたちが無料でプログラミングを学び教え合える環境を提供し続ける、一般社団法人Kids Code Club石川麻衣子さんのStory 前編~

          はじめに急激な物価高騰対策として政府が子どもや低所得世帯向けの支給を進めるなど「子どもの貧困」というテーマについて、多くの方々が注目するようになりました。 支援の仕方は様々ありますが、プログラミングやテクノロジー教育を通じて、困難な状況にあっても立ち上がれる社会をつくろうと活動しているのが一般社団法人 Kids Code Clubの石川麻衣子さんです。 前編、後編の2回に分けて石川麻衣子さんのStoryをお送りします。前編では子どもたちが無料でプログラミングを学び教え合え

        障がいのある/医療的ケアを必要とする子どもたちと家族に様々な体験の場を提供したい~NPO法人AYA 中川悠樹さんインタビュー(後編)

        • 障がいのある/医療的ケアを必要とする子どもたちと家族に様々な体験の場を提供したい~NPO法人AYA 中川悠樹さんインタビュー(前編)

        • 1万人の子どもたちがテクノロジーを学び教え合える場をつくりたい~一般社団法人Kids Code Club石川麻衣子さんのStory 後編~

        • 学ぶことは生きる希望につながる~子どもたちが無料でプログラミングを学び教え合える環境を提供し続ける、一般社団法人Kids Code Club石川麻衣子さんのStory 前編~

          シングルマザーの困窮を住まいから支える ~NPO法人 LivEQuality HUB 岡本拓也さんインタビュー~

          はじめに2020年から始まったコロナ禍も3年が過ぎました。コロナ禍は様々な人々に影響を与えましたが、特にシングルマザーへの影響が大きいことについて、パブリックマインドとして以前、NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石さんへのインタビューを通じてお伝えしました。 シングルマザー支援には様々なアプローチがありますが、中でも「住まい」に焦点を当てて活動を進めているのが、NPO法人 LivEQuality HUBさんです。 代表理事の岡本拓也 さんに「ソーシャルビジネスに

          シングルマザーの困窮を住まいから支える ~NPO法人 LivEQuality HUB 岡本拓也さんインタビュー~

          7月の今日のソーシャル

          社会課題の解決、持続可能な社会の実現、伝統文化の承継・発展に向けた日々のソーシャルなの動きを追いかける今日のソーシャル。7月も様々な動きがありました。 ■障害者雇用の実際と支援サービス市場 障害者雇用について追いかけていますが、宮城県内の企業と市町村の障害者雇用率を分析する記事もありました。 中小企業や小規模自治体では、障害者雇用の比率は低くなっているという記事です。一方で、障害者雇用支援サービスがありますが、どんなサービスがあるのか市場全体に関して矢野経済研究所の調査

          7月の今日のソーシャル

          \麻布氷川神社の宮神輿 仮巡行が行われました!/

          2020年冬にパブリックマインドが企画運営した麻布氷川神社の宮神輿復活に向けたクラウドファンディング。目標の300%を超える数多くのご支援をいただき、宮神輿は無事に修復され、お披露目も行われました。(当時の記事のリンクは下段で紹介します) この度、修復後初めての仮巡行が行われ、パブリックマインドも参加させていただきました。 簡単な動画に編集させていただきましたので、ご覧ください。 実際に皆さんが動かす様子を見ると、「千貫神輿」と呼ばれた圧倒的なサイズと重量、そして歴史の重

          \麻布氷川神社の宮神輿 仮巡行が行われました!/

          #今日のソーシャル 6月のまとめ

          PublicMindが日々収集しているソーシャルグッド情報をTwitterで公開している #今日のソーシャル  6月のまとめをお送りします。 ■障害者雇用に関する国の動き6月は障害者雇用に関する厚労省の動きが相次いで報道されました。 障害者が希望する仕事に就けるようにする「就労選択支援の導入」 障害者のグループホームを「日常生活の支援」に加え、自立に向けた「一人暮らしへの支援」も定義に加える動きがあります。 一定規模以上の企業に求められる障害者雇用の法定雇用率について「

          #今日のソーシャル 6月のまとめ

          #今日のソーシャル 5月のまとめ

          PublicMindでは、世の中の社会課題の解決やソーシャルグッドのニュースやリリースについて、私たちの勉強も兼ねて平日ほぼ毎日tweetしています。 この #今日のソーシャル の5月分のまとめをお送りします。 ■社会課題に関する自治体や公的組織との連携 社会課題の多くは自治体や公的組織では手が足りない・フォローできていない領域にあることが多いです。NPOをはじめとした団体が解決に向けて動きますが、どうしても時間が掛かることも。 解決スピードを速める一つのパターンが、

          #今日のソーシャル 5月のまとめ

          #今日のソーシャル 振り返り 2022年4月

          世の中の応援したくなる活動を集めてtweetしている今日のソーシャル。 4月分の振り返りです。テーマ別に特徴的なニュースを紹介します。 ■特徴のある障害者就労日々障害者就労に関する活動が報じられていますが、中でも「特徴のある就労」が複数ありました。 例えば、障害者就労で「オーダーメイドスーツの縫製」をしている事例。高度な技術ですが、得られる対価も高く夢のある取組です。 また、手織りの新たなプロジェクトを進めるにあたり、技術者が少ないために、この手織り技術を学んできた受刑

          #今日のソーシャル 振り返り 2022年4月

          見せ方を変えて未利用真珠を人気商品に~「SEVEN THREE.」(セブンスリー)尾崎ななみさんインタビュー~

          はじめに伊勢志摩産あこや真珠ブランドSEVEN THREE.(セブンスリー)は、これまで流通していなかった「ある形の真珠」の販売など、業界の常識を超えた新しい動きで注目を集めています。セブンスリーを展開する(株)サンブンノナナ代表の尾崎ななみさんに、真珠を取り巻く課題、ブランド運営の思いを伺いました。 1.真珠に携わるきっかけ ――尾崎さんが真珠に携わりはじめたきっかけを教えてください。 祖父があこや真珠の養殖を70年続けています。真珠は身近な存在で育ちましたが、「祖父の仕

          見せ方を変えて未利用真珠を人気商品に~「SEVEN THREE.」(セブンスリー)尾崎ななみさんインタビュー~

          美味しい野菜づくりを通じて、障害のある人とごきげんな社会をつくる ~障害者が活躍するごきげんファーム 代表の伊藤文弥さんインタビュー~

          茨城県つくば市に、障害のある人が活躍する農場「ごきげんファーム」があります。現地にお伺いして、代表の伊藤文弥さんにお話をお聞きしました。 伊藤文弥さんプロフィール 1988年生まれ。筑波大学在学中より前代表理事の五十嵐の下で議員インターンシップを行い、農業の問題、障害者雇用の問題を知る。農業法人みずほにて研修を実施。ホウレンソウ農家を中心に農業の専門知識を学ぶ。同時に障害者自立支援施設でも勤務し、障害者福祉についても実地で現状を学び、つくばアグリチャレンジを五十嵐とともに

          美味しい野菜づくりを通じて、障害のある人とごきげんな社会をつくる ~障害者が活躍するごきげんファーム 代表の伊藤文弥さんインタビュー~

          3月の #今日のソーシャル ②

          パブリックマインドは、様々な社会課題(Social)、環境に関する課題(Sustainable)、伝統技術に関する課題(Traditional/IP)を中心に、その解決の支援をできないか模索を続けています。 様々なやり方で社会課題の解決に取り組まれている方々の情報を日々キャッチアップしてTwitterで発信する #今日のソーシャル 3月分の振り返りの後半です。環境・サステナブルや伝統工芸・技術、企業による社会貢献について振り返ります。 (3月分の振り返り前半、社会課題

          3月の #今日のソーシャル ②

          3月の #今日のソーシャル

          パブリックマインドが発信する #今日のソーシャルパブリックマインドは、様々な社会課題(Social)、環境に関する課題(Sustainable)、伝統技術に関する課題(Traditional/IP)を中心に、その解決の支援をできないか模索を続けています。 (これは私たちの名刺の裏面のデザインでもあります。名刺交換した時に確かめてみてください!) 新聞やネットを見ていると、様々なやり方で社会課題の解決に取り組まれている方々の情報が流れてきます。こうした情報を日々キャッチアッ

          3月の #今日のソーシャル

          誰もが持つ地域に根差したストーリー ~オンラインイベント「サステナブルなものづくりを目指して」レポート③~

          3月2日のオンラインイベント「サステナブルなものづくりを目指して」のレポート第3弾です。 トークは「サステナブルなものづくりと大量生産」から「消費者のマインドと生産者のマインド」、そして私たち誰もが持っているかもしれない「地域に根差したストーリー」まで広がっていきます。 サステナブルなものづくりと大量生産(公山)ブランドを多くの人たちに触れてもらうために一定のスケールが必要だと思います。サステナビリティとスケール・大量生産でどのようにバランスを取られていますか。 (平野)

          誰もが持つ地域に根差したストーリー ~オンラインイベント「サステナブルなものづくりを目指して」レポート③~

          サステナブルと結いの精神 オンライントークイベント「サステナブルなものづくりを目指して」レポート②

          3月2日のオンラインイベント「サステナブルなものづくりを目指して」のレポート第2弾です。 それぞれの自己紹介に続いてテーマトークが始まります。バズワードになりつつある「SDGsやサステナブルについて」から、地域のコミュニティのあり方まで、話は広がっていきます。 SDGsやサステナブルについて(公山)最近SDGsやサステナブルという言葉が非常に流行っていますが、どのように捉えていますか? バズワードになっている印象も受けます。 (深井)バズワードになっているとは思いますが、

          サステナブルと結いの精神 オンライントークイベント「サステナブルなものづくりを目指して」レポート②