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アンガーマネジメント、はじめました。〜一次感情を伝える〜

こんにちは、じーのです。

今回は感情コントロール、

特に怒りについてお話していきます。


・イライラした時に落ち着いて自分の気持ちを伝えられる

・そもそもイライラしにくい体になる


そんなヒントが得られるはずです。

1.一冊の本との出会い

私は職業柄、本屋さんによく行くのですが

何気なく棚を見ていると

気になるタイトルが目に入りました。


アンガー(怒りの)マネジメント(管理)

わかりやすいストレートなタイトル。

気になる〜ということで買っちゃいました(^^)


どうやらオリラジのあっちゃんが

ユーチューブ大学で取り上げている模様。

忙しい方はこちらで見てもいいかも。


内容もとても実践しやすい

今から使えるものばかりです!


この本自体は会社の管理職向けに書かれたものですが

夫婦関係、子育てにも十分使えると思います。

だって、イライラしちゃうじゃないですか(笑)


せっかくなので

何回かに分けて、お話していきたいと思います。

2.アンガーマネジメントとは

アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで開発された、
怒りと上手に付き合うための心理トレーニングです。
決して怒ってはいけないということではなく、
怒りで後悔しないことを目指しています。
たとえば、
「あのとき怒らなければよかった」
「あのとき怒っておけばよかった」
という後悔をしないこと。
そのために、怒る必要のあることとないことを見極め、
適切な怒り方ができることを目指すーーー
それが、アンガーマネジメントです。

アンガーマネジメント より

怒りという感情をネガティブなものとは捉えず

うまく付き合っていきましょうというのが良いですね。


また、

・長期的な視点(怒りが怒りにくいメンタル作り)

・短期的な視点(怒りが出た際の対処法)

両方からアプローチしていることも良かったです。


感情のコントロール本の多くは短期的な視点が多いので

長期的視点として、

そもそも怒りにくい体質になろうってのは素晴らしいですね。

3.怒りは二次感情!?一次感情を伝えよ

今回お話したいテーマは


「怒りの裏側の感情を知る」


になります。


怒りは二次感情と言われていて

その裏側にはネガティブな感情

不安、恐怖、困惑、落胆、虚しさ、悲しさ

といった一次感情が潜んでいます。


いうなれば氷山の見えている部分が怒りで

海に沈んで見えない部分が不安、恐怖、困惑・・・て感じです。


例えば子どもが家の鉢植えを割ってしまったとします。

(そしてあなたは怒りを感じています)


怒りをそのまま口にするなら


「なんでそんなことするんだ!!」


という感じでしょうか。


それに対して、一次感情、怒りの根源を考えてみます。

仮にそれが”悲しみ”という感情だったとするなら・・・


「大切な鉢植えが壊れてしまってとても悲しい」


ということができると思います。


もしくは”心配”だったとすると


「足に落として怪我したんじゃないかと心配したよ」


という言い方もいいですね。


どんな一次感情なのかはそれぞれですが

感情のままブチギレるのと

一次感情を伝えるのとでは

恐らく後者の方が穏便に相手への反省を促せると思います。

さらに


“次からこうしてほしい”


と明確なリクエストをするとさらにいいですね。


「ここで走り回ると危ないからやめてね」

「新しい鉢植えは大切にしてね」

「お片付けしておいてね」


叱ることの目的は相手(と自分)のため。

自分の感情を発散するだけにならないようにしましょう。

4.いざ実践!長男の反応は!?

こういうのを知ると試してみたくなりますよね(´ω`)


何か怒ることないかなぁ

探すと出てこないから世の中不思議(笑)

普段は色々怒ってるのになー( ´_ゝ`)




あ、長男がもう何時間もTVを見ています。

(ぶっちゃけ、そんなに怒ってないけど)

注意しないといけません(ごめんよ、長男)。


え〜と、この場合の一次感情は”心配”かな・・・


私「パパはすごく心配しています。

テレビをずーっと見ているとドンドン見たくなってしまって

終わった時に怒りっぽくなったりやる気がでなくなったりしちゃう。

見ちゃ駄目とは言わないけどちゃんと時間決めて見るようにしようよ」


長男「(ちょっとふてくされながらも)うん、わかったぁ」


うまくいきましたね(゚д゚)


頭ごなしに怒らず、冷静に気持ちを伝えることができ

かつ長男もちゃんと話を聞いてくれました。


もともと自分の感情を伝えるのが苦手な私は

注意せず見過ごしてしまうことが多いので

ちゃんと注意することができたのはちょっと感動(;_;)


また、”怒り”と”発言”の間に”理性”が働くのも効果的です。


”怒りは6秒間やり過ごすと制御しやすくなる”



アンガーマネジメントの基本戦略です。


今の怒りの一次感情は???

と考えている間に6秒間やり過ごせちゃうっていうね。

ストレスへの反応が変わるのでセルフイメージも上がりそう。


怒って言い聞かせる必要がない

心に余裕が生まれる

怒る回数が減る

更に怒る必要がない


という好循環が生まれそうな気がします。


5.まとめ

アンガーマネジメントができるようになれば

人間関係が良好になり、

無駄なエネルギー消費を抑えることができます。

それだけでも人生が良くなるといっても過言ではないでしょうか。


最初に言いましたが

怒りの感情 = 悪

ではなく、

建設的に使えば

行動を起こしたりモチベーションアップにも繋がります。


怒りの爆発力をうまく使っていくためにも

無駄なところで爆発させないようにしたいですね。


今回は以上です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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