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ちょっと苦手だなぁという相手が現れたときの心構え

こんにちは、じーのです。

先日、毎年恒例となっている

新入社員との営業同行を行いました。


先輩社員として教える側ではありますが

逆に学ぶこともたくさんありました。


そんな中、


"少し苦手に感じた新入社員"

から感情をコントロールするために実践したことを書きます。


1.令和だからで片付けられない!?ぶっ飛び新入社員君

今年は十数名、新入社員が入りました。

業界の特性か、それとも社風なのか、はたまた時代なのか、

割と大人しく、真面目な子が多いなぁという印象。

だったのですが…

一人、こいつちょっと…となった子がいました。

仮にA君としておきます。


A君は営業職希望です。

入社から配属が決まる6月までの研修カリキュラムの一つとして

先輩社員との営業同行がありました。


同僚が先に同行したのですが、

まあーーーーーーーーーーーーー評判が悪い(笑)


私も同行したわけですが、

「あぁ、なるほどね。」

て感じでした。


以下、箇条書きします。

・ずっとしゃべっている。電車の中でも割と大きい声でしゃべっている
・「この会社は入りたくて入ったわけじゃない」と手当たり次第話しまくる
・女の話が多い(同期いわく、お酒が入ると下ネタばかりらしい)
・名刺交換の際に肩幅の2倍くらい足を開いて渡す(どこで習ったの?)
・自信満々の割に商談が適当(明らかに勉強不足)
・移動中の電車の中でお菓子を取り出し、先輩社員に「これ、食べます?」という。

まあ、一個一個話すと長くなってしまうので

(それを言いたいわけではないので)

ここでは

「こいつちょっと苦手だなぁという子が現れた」と認識ください。


皆様なら、どうしますか?


2.相手の本当の幸せとは?

私の場合、

敢えて、相手の幸せを祈りました。


これは私の性格がねじれているせいではありません

(多少、あることは認めますがw)


と言うのも、

A君にとって、何が幸せかって考えてみると・・・

・周りのことをちゃんと考えられるようになる

・PTOに合わせた発言ができるようになる

・適切なコミュニケーションが取れるようになる


だと思うんですね。


しかし、今の彼はそこから外れているわけです。

(そして同期からも先輩からも嫌われてしまっています)


ということは彼にとっては

・仕事で大きなミスをしてこっぴどく怒られる

・大切な何かを失う

などが起きて

「自分変わらなきゃまじでマズい!」と気付くこと、

それこそ幸せになります。



逆に彼にとって不幸なこととは

自分の現状に気付かず、ずっと成長しないことです。

そして周りからも嫌われ、周りも迷惑する。


なので、

幸せに祈ることが

A君にとっても良いことであるし

さらに全体にとっても良いことなわけです。


3.不幸を願わない方が良い理由

以前はわりと相手の不幸を願っていたり、

愚痴をこぼすことが多かったのですが、

結果的に自分の心が荒んでいくだけでした(´・ω・`)

理由は2つあります。

①微表情

人は思っていることが表情に出ます。

仮に笑顔であっても、

・目の動き
・表情筋の使い方
・動きの間

といった、なんとも言い表せない微妙な表情に影響します。

(言い表せないから”空気感”と表現されます)


仮に相手の不幸を祈っている場合、

表面上は笑顔であっても、ネガティブな空気感になってしまいます。


その状態で、もしA君に指導するなら、

良い影響(変化)を与えられにくい。

だから余計にエネルギーを使うわけです。


②鏡の法則

ご存知の方も多いかと思います、有名な法則。

相手は自分、自分は相手。

相手に言ったことは、自分に言っていることと同じ。


これは人の潜在意識が主語を認識できないためです。

A君に言っているつもりが、自分に言っていることになってしまうので、

結局、不幸を祈ってネガティブな気持ちになるのは自分自身なわけですね。


4.人を判断するのは難しい

A君はまだ研修期間でこれから配属が決まります。

うちの部署に来るなよぉなんて思ったり(笑)

ですが、人は成長します。

初めのうちはイマイチでも急に大化けすることってあり得るので、

ぜひA君にはそうなってほしいなぁと思います。

とりあえず早いところ雷が落ちることを祈る・・・

(もちろん良い意味で、ですよw)


ありがとうございました。

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