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成長と変化を遂げるnote社に、オペレーション企画チームが生まれたわけ

note社は日々変化を繰り返しています。私が入社してはや10ヶ月ですが、あっという間に社員数が100名を超え、事業と組織のフェーズも変わってきました。2021年2月に組織を再編し、法人部門内にある事業開発チームが細分化され、オペレーション企画チームが誕生しました。ここでは、できたてほやほやのオペレーション企画チームが何をしているのかをご紹介したいと思います。

note法人部門を構成する3つの事業と4つのチーム

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note社の事業と組織のフェーズ

note社の事業フェーズは各事業ごとに異なりますが、【0→1】を脱し、【1→10】または【10→100】になっています。最初につくった仕組みを試し、PDCAを回してアップデートしている段階です。組織が拡大しても、スピードと価値を落とさず、利益と売上がついてくる状態をつくっています。

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「事業のフェーズ×組織のフェーズで考える企業の成長段階」より引用

組織のフェーズは【混乱期】から【統一期】に移行しはじめているフェーズでしょうか。成長段階にあるnote社はまだまだ混乱も多いですが、noteらしい「基準」や「ルール」が生まれつつあります。

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【混乱期 (storming) 】
モノゴトが実際に動きはじめ、自己主張が始まることで、色んな議論や意見の対立が置き始めます。色々とざわつくので、問題も起こりがち。
【統一期 (norming) 】
試行錯誤をしてきたことで、色んなことについて「標準」や「基準」のようなものが作られていきます。それはルールとして整備されることもあれば、なんとなく習慣として揃ってくる、というようなものもあります。
「事業のフェーズ×組織のフェーズで考える企業の成長段階」より引用

事業×組織ともに仕組みや基準づくりが重要となる企業フェーズになりました。これがオペレーション企画チームが生まれた背景です。

オペレーション企画チームのミッション

チームが生まれてまずはじめに行ったことは、チームのミッション作成です。note社は「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」とミッションがありますので、全社のミッションをどのようにチームのミッションに落とし込むのかを行いました。もともとnote社の課題感として、noteを利用してくださるクリエイターや各社員の知見が、個人の脳内にある暗黙知として存在し、形式知になっていないことがありました。

独自のノウハウや考え方などの暗黙知を可視化・体系化し、オペレーションフローや各種ドキュメントなどの形式知に変えて、必要な方に届けることで、クリエイターも社員も創作に集中できる環境ができると考えたのです。

オペレーション企画チームのミッション

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noteの使い方や文章作成の基礎、ノウハウなどは、体系的に整理されたドキュメントを読むことで、いち早く学ぶことができます。その分だけより早く、自分らしい創作活動に集中し続けることができます。社員も同じです。業務のオペレーション構築やシステム化を進めることで、本業に専念し、クリエイターのために何をするか考える時間を創出することができます。

ということで、オペレーション企画チームのミッションは「暗黙知を形式化し、社内外に届け、だれもが創作を続けられるようにする」にしました。

オペ企画 (3)

具体的に何をするのか

やることは盛りだくさんですが、ざっくり言うと2つです。1つ目は、社内業務を効率化し、生産性を上げること。2つ目は、クリエイターの創作を支援するドキュメントの土台をつくること。社内では常に多くの事業やプロジェクトが走っており、仕組み化が必要な案件は数多くあります。

社内業務を仕組み化していくプロセスはある程度見えているので、あとはこのプロセスに沿って、より良質で現実的な仕組みを、より多くつくれるかです。ここは、現場の皆さんとの連携とプロジェクトマネージャーの手腕が問われるところ。私が今まで事業開発時代にやってきたことして、法人向けnote proの販売管理フロー構築、note proカスタマーサポートの体制づくり、イベント事業のロジ周り整備、コンテスト事業のオペレーション構築、経理チームと全社使用ツールの権限&請求管理など、全社横断で様々なチームと連携してきました。

仕組み化のプロセス

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クリエイターの創作支援に関しては、note社が作成している大量の記事、資料、ガイドブックなどを俯瞰的に整理し、各種ドキュメントとの整合性を取りながら必要なものをつくり、適切に届けていくことが必要です。オペレーション企画チームでは、noteディレクターと連携しながら、特にクリエイターのサクセスを支援するドキュメントを中心に扱っていく予定です。一例ですが、note中級者に向けたnoteの書き方記事や、note proの法人事例や活用ヒントを学べる記事、noteの使い方の基礎であるヘルプページなどを作成しています。

note社は発信を大事にしている会社なので、ざっと並べただけでもこれだけの種類が出てきます。良いコンテンツばかりなので、届けたい人たちにきちんと届けることが大切だし、まだまだ足りないコンテンツがたくさんあります。

note社がもつ数々のドキュメントたちを整理した図

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ということで、オペレーション企画はやることたくさん、やりがいもたくさんの盛りだくさんチームです。未来のnote社をつくる欠かせないチームだと思って日々奮闘中。仲間を大大大募集中!

オペレーション企画に向いている人

こんな人を募集しています。ご興味のある方はぜひエントリーお願いします。

・効率的で、ロジカルに考えられる方
・ITツールを用いてシステム化するのが好きな方
・自分の専門でなくても、現場の立場にたって考えられる方
・多様な人と関わるのが好きな方
・リーダーシップをもってプロジェクトをマネジメントできる方




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