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初心者ライターの「低単価問題」「時給」が低すぎるのは人権侵害か!?

ライターを始めたばかりの方やアフィリエイト・ブログが軌道に乗るまでの間は「時給100円」「時給50円」などという事態が平気で起こります。

「今どき、世間一般ではコンビニバイトでも時給800円、900円と言っていて最低賃金なども保障されているのにこんな低すぎる金額はおかしい…」

そのように感じる方も多いのではないでしょうか?

特にライターの方は、こうした「低すぎる時給」を「低単価のクライアントのせいだ」と主張して発注者を責めるケースもあるように思います。
実際に低単価のクライアントを「人権侵害」と言っているライターさんも何人もお見かけしたことがあります。

たとえばクラウドソーシングで1文字0.1円を切る案件などは「人権侵害だから受けちゃダメ」、と考えている人が多いのではないでしょうか?

それでは低単価すぎるクライアントは本当に「人権侵害」なのでしょうか?そして初心者ライターなどが「時給100円」や「時給50円」なのは法律的におかしいことなのでしょうか?

今回は、フリーランスの安すぎる時給問題と、フリーランスとして生きて行くための心構え、時給1万円、2万円のフリーランスになるための考え方について延べたいと思います。

1.フリーランスには最低賃金法が適用されない


ライターの方は「クライアントからお金をもらう」商売です。一般のバイトなどの場合最低でも時給700~800円はもらいますから、あまりに低単価で「時給100円」などになってくるとさすがに「人権侵害」と言いたくなりますよね。
それではライターの低すぎる単価は本当に人権侵害なのでしょうか?

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17歳で重度の拒食症(摂食障害) 25年間苦しみ続けてきました。 必死で勉強して弁護士になりましたが病気が悪化して廃業 その後、在宅ライターになりましたが命の危機もあって入院中です 毎日入院日記を投稿中 よかったら闘病生活のサポート、お願いいたしますm(_ _)m