【1日1文献】日本・ドイツ・中国の認知症高齢者の実態と施策の国際調査#認知症高齢者#中国#ドイツ

参考文献:日本・ドイツ・中国の認知症高齢者の実態と施策の国際調査
筆者:細川, 淳嗣、西田, 征治、國定, 美香、三原, 博光、原田, 俊英
発行日:2023年
掲載元:人間と科学:保健福祉学部誌  17巻1号
検索方法:インターネット
キーワード:認知症高齢者、日本、ドイツ、中国、国際調査

【抄録】
本研究の目的は,日本・ドイツ・中国の認知症高齢者の実態と施策についての国際調査を行い,その現状と課題を報告することにある。方法としては,2015 年県立広島大学で開催されたシンポジウム「世界における認知症対策の現状」での日本・ドイツ・中国の認知症高齢者医療・福祉の専門家による報告を踏まえて,文献調査,現地調査などを用いた。 その結果,日本とドイツは認知症高齢者の動向については類似した傾向が見られ,認知症高齢者家族に対して「認知症カフェ」の共通サービスが見られた。一方,中国は現時点では認知症高齢者の割合は少なく西洋医学と中医学といった医療での対応が主である。しかし今後,割合・絶対数共に急速に増加が見込まれているため,日独と同じように介護・福祉での対応も必要であることが予想された。 結論として,認知症高齢者の実態と施策に関しては,各国の文化・歴史・人口動態などが影響しており,各国特有の課題があることが示された。

参考URL:
file:///Users/wataruisshiki/Downloads/hofuku17073-82%20(1).pdf

YWT
W:中国は2050年に高齢化率のピークを迎えるが制度がまだ十分に整備されていない。日本は2060年に高齢化率のピークを迎える。

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