【1日1文献】家族スケールを使用して入院時から家族支援を行うことで 円滑な自宅退院が可能となった1例#家族支援#自宅退院#ADL

参考文献:家族スケールを使用して入院時から家族支援を行うことで 円滑な自宅退院が可能となった1例
筆者:染井 佑太(OT)1),兼田 敏克(OT)1)2),堀島 優花(OT)1),石原 充(OT)1), 山本 麻香(OT)1)
発行日:2019年
掲載元:第39回近畿作業療法学会
検索方法:インターネット
キーワード:家族支援,評価,ADL

【はじめに】 
・患者へのリハビリテーションを行う際, 家族支援(以下,支援)を含めた実施は重要である. 特に支援は入院時からの実施が重要と言われている. 
・そして,支援は家族全体を評価し,見落としを防ぐた めに9領域26項目からなる「家族生活力量アセスメ ントスケール療法士版(以下,家族スケール)」が作 成されている(兼田敏克ら2013).
・今回,脳出血によ り重度の意識障害と運動麻痺を呈した ADL 能力の低 い患者と家族に対し,入院時から家族スケールを用いて評価・支援を行った.
・加えて,支援実施後に家族の 状態変化および転帰先の希望の変化が起こり,自宅退 院が可能となったため,報告する.

【考察】 
・今回,入院時に家族スケールを用いることで 家族に必要な支援を把握でき,優先順位を立てて支援 できたと考える.
・また,支援後に再評価を行うことで, 家族の状態の変化を再把握でき,支援内容の継続・変 更が行えた.そ
・のため家族のストレス軽減,介護生活 への自信に繋がり,自宅退院の選択,そして自宅退院 に繋がったと考える.

参考URL:
http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/P5-1.pdf

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