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来年から再開します( ´ ▽ ` )
光の加減が難しいので写真を取るのではなくスキャンする事にしよう。。
プラムとピンクの魔法使い(3章‐3)
結局、篝夏子とのご飯の約束は蹴ってしまった。というのも我が家に一人、一匹、いや一神様が居候するようになってからめまぐるしい日々が続いていたからだ。神様がこの家に居候を始めて一週間、事件は起こった。
「あれ? お菓子無くなってない? ていうか凄い勢いで減ってる……」
口笛を吹くププ。相変わらず誤魔化すのが下手らしい。
「ププ食べちゃったのかな?」
「た、食べてないよ」
明らかに動揺した様子
Re:Night 序章
人間の死体を葬儀場以外で見たのも、死体が動いた事もはじめてだった。
その日老人はいつものように朝五時に自分の経営するお店に入っていた。夏の蒸し暑い空気の中鍵を開けて店内に入り、冷房を点けていつものように携帯ラジオの電源を入れる。ラジオからノイズ混じりの音楽を聴きながらタバコを取り出し火を点けて、一度タバコを肺まで吸い込んで吐き出した。煙草は一日二回の超高級嗜好品の為、ゆっくりと丁寧に吸うのが日
Re:Night(予告編)
○月○日。
この世界から逃げたいと思った。でも逃げる場所は無い。
○月○日
連れ去られてから一年は経過したと思う。毎日実験の日々で体も相当疲れている。
○月○日
急に体が成長をはじめた。日に日に大きくなる自分の姿についていけない。
○月○日
日付感覚はとっくに無くなっている。だが昨日、寝る前までと今朝の姿が明らかに違う。
○月○日
トレーニングテストの実験はあった