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瀧尾神社

 今年は辰年なので、辰にゆかりのある神社に行きました。瀧尾神社は京阪本線東福寺駅から歩いて3分くらいにあります。小さな神社で、着いた時には目当ての拝殿に人が並んでいました。ネットニュースにもなっていましたが、竜の彫刻がある拝殿には今年は1月8日まで入ることができます。

 拝殿の天井には「夜な夜な水を飲むために動く」という言い伝えがある龍の彫刻があります。この彫刻は九山新太郎という江戸時代の彫刻師が製作しました。九山家の当主は代々九山新之丞を名乗り、祇園祭に登場する大船鉾の龍頭も手掛けたといわれています。2016年に大船鉾を再現した方が現在は九山新之丞を襲名しています。

 龍が空を飛ぶ様子を表現されています。円を描いているので8mという数字のイメージほど大きくは見えませんが、一目で全体を見られます。ひげや鱗の細かいところまで表現されていて、人が並んでなければもう10分ほど眺めていたかった。

 本殿にも彫刻が彫られています。

 本殿の彫刻には十二支や鳳凰、獏、水鳥など色々な彫刻を見ることができます。欄間の部分にあるので見つけやすいです。

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