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優しさと、落ち着きを持った、人でありたい。

Be kind, Stay calm
なんてことを、1年弱前に、NZのアーダーン首相が言うてたなー。💭
「優しい心を持って、落ち着いて」
コロナ関係なしに、現代の理不尽さに疑問定義してる人こそ、常に心に持っておきたい言葉だ。

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カバーフォトの画像は4年前に行った、フィリピン・パラワン島のビーチ。🌴
地平線の彼方まで広がる海のように、
人や国や生物に、境目なんてないはずなのに、
なぜこの社会は、理不尽なことに声を上げれば、新たな分断が生まれてしまうのだろう…

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去年から、『ヴィーガン』とか『気候変動』とか『多様性』とか意識高そうなことをちょこちょこ上げ始めた私ですけど、
心のどこかで、世の中が100%ヴィーガンになることは期待してないですし、それがヴィーガニズムを訴えてる人達が上げてる問題点をすべて解決するとも思ってないところが、所々ある。

というか、『活動家』と呼ばれる人達は、0 → 100 への変化の必要性しか訴えてない気がして、
その変化の過程で取り残される人達や課題点の話が全然聞こえてこんのです。
(´・ω・`)

例えば:
・世界中の人がヴィーガンになったとして、それまで畜産業や漁業や酪農で生計立ててた人はどうなる?
・再エネ100%の世界に変わったとして、それまで私達の生活を支えてくれてた化石燃料系の発電所はどうなるの?廃炉の仕方によっては逆に環境汚染じゃね?
・現代の革製品業界が闇なのは分かったけど、命を真っ当した動物の革をいただくのは、命の循環として当たり前の姿だよね?
・牛さんが環境汚染みたいな傾向にあるけど、放牧型畜産は土壌の栄養のために逆に必要らしいから、牛さんを悪みたいに見ちゃう間違った考え広まってたら怖いなー…

とかとか…💭

「これはヤバい!」って危機感とか疑問を持つのは大事だけど、
本気で変化を起こすなら、0 → 100 への移行に伴ういろいろを想像してみることが、
環境やアニマルライツを訴えている人達に足りない気がしてならんのです。

「後4年」とか、「2030年までに」とか、「2050年までに」とか、
タイムリミットを示してくれるのはわかりやすいんですけど、
そのタイムリミットをどう使うのか・どのぐらいの人がアクションを起こすことが必要なのか、国や国際社会のサポートの時間軸はどうなってるのかが、分からん!
(いち一般人が生意気にすみません… ただ私が勉強不足なだけかもしれません💦)

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去年エネルギーに関する勉強会を知人たちとした時に、火力発電所の廃炉の仕方について調べようとしたけど、
日英どっちで調べても出てこなくて。
これは自分のITリテラシーが低いが故に検索が下手なのか、それともそんな情報は開示されてないっていう社会の闇なのか、怖くなった。

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私は別にどの宗教にも属してないけど、
きっとこの世に存在する生物や植物には、個々それぞれの役割があって、
それを真っ当することが、結果的に個人や自然に対して良いんじゃないかと、なんとなく思うんですよね。

だから、本来の役割じゃないようなところには買い物という形で支持したくないですし、
だから、工業型畜産や、人道的な森林伐採や動物への悲しい実態には「オカシイ」と言いたい。

でもだからって、肉を食べる事自体は悪ではないし、毛皮や革製品を身につけることは悪ではないし、畜産動物の存在自体は悪じゃない。
人間という生物が進化の過程で身につけた知恵が、現代の大量生産大量消費の世の中になって、資源の使い方を行き過ぎたものにしちゃったんだ。と、感じるのです。

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ということで、
私は私なりに勉強して理不尽だと思ったことに対しては、自分に出来る範囲の変化はしていくけども、
他者に対して提案はしても、決して強制せず、熱がある時こそ冷静に優しさを持って、落ち着いて、発信発言していきたい、
そんな人でありたい。と思う。

生意気なボヤキを一読していただき、ありがとうございます。🌱

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