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ちょっぴり映画感想vol.1

フォレスト・ガンプ/一期一会

1994年公開。トムハンクス主演。
※ネタバレを含む場合がございます。

私の人生のバイブル。
この映画を初めて見たのは、小学生のとき。特にストーリーがわかったわけでもありませんでしたが、なぜか記憶に残っていました。その後、高校生のときにも見ました。そして、最近3回目の視聴をしました。この3回とも感じ方は違い、大人になったことを実感しました。

ストーリーとしては、主人公の人生を、主人公が回想していくスタイルです。頭が弱いですが、速く走れる主人公のフォレスト・ガンプが、不器用ながら優しさで周りの人をひきつけ、波乱万丈でも幸運な人生を送るというようなストーリーだと思います(笑)

私の1番好きなところは、なんといっても、主人公の愚直なまでの優しさと素直さです。これはもう見習いたいし、尊敬します。この優しさと素直さが、幸運をもたらしますし、好きな人と結婚できるし、人をひきつけ、人に恵まれるし、大金持ちになれたんじゃないでしょうか。自分が大切な人と思った人にはとことん優しいのです。

頭が弱く、矯正器具を付けておりのろまなため、いじめられていた幼少時代ですが、ヒロインに「走ってガンプ」といわれ、矯正器具が取れ、めっちゃ走るところは爽快です。それからは、様々な職業やスポーツで才能を発揮していきます。

また、主人公とヒロインの紆余曲折して結ばれるところも最高。
また、ダン中尉という登場人物の葛藤も人生の歩みも素敵なんです。主人公だけに関わらず、その他の登場人物の描き方も印象的。

そして、この映画は、アメリカの社会情勢の移り変わりも印象的に描写しています。特に、ケネディ大統領暗殺をはじめ、ベトナム戦争から反戦運動、ジョンレノン暗殺などが印象的です。ヒロインの半生に関しては、60年代から70年代を生きた若者のダークな部分が映し出されています。

ともかくこの映画は、頭が弱く、足が速く、愚直に優しい主人公のこの世のすべてのハートフルな部分を詰め込んだ人生を垣間見る素敵な映画です。
関係ないですが、主人公が履くナイキのコルテッツが印象的で、コルテッツ大好きになった映画でもあります(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回。

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