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ホラゲー嫌いだけどとうとう『零』を買ったので、勢いのままに感想を綴らせて欲しい

突然だがホラーゲームはお好きだろうか?
幽霊が出てきたり、ゾンビが出てきたり。あるいはよく分からない未知の生物と遭遇したり。
いろんなバージョンがあるけれど、今回は幽霊物について語ろう。
『零~月蝕の仮面~』に関するネタバレがあるので、ネタバレが苦手な人はここで画面を閉じて欲しい。
言うまでもないが、ホラーが苦手な人も閉じて欲しい。
自衛推奨。

★ホラゲー嫌いがホラゲーを買った理由

最初の問いに対する私の答えは、昔は大嫌いだっただ。
廃墟に真っ暗闇、びっくりさせる演出、ついでに追いかけられる恐怖も嫌いなのでどう考えてもホラーに不向きである。
大学の先輩が「pwccaは絶対この世界観好きだからやってみて!」と貸してくれた『DEMENTO』というホラーゲーム。
おっかなびっくり始めた私は、デビリタスに会った瞬間に返却を決意した――と言えば、ホラゲー好きには私のホラゲー耐性のなさが伝わるだろう。
伝わらない人には、以下のチキンエピソードをお知らせしよう。
強制参加させられた肝試しの下見の時、私だけは車から一歩も外に出られなかった。だって急にカーラジオが鳴り出したんだもの。
怖くて怖くて仕方なかった。
にもかかわらず、今回私はとうとう買ってしまった。
コーエーテクモから出ている不朽の名作ホラーゲーム『零~月蝕の仮面~』を。

ホラゲーが苦手な人間がどうしてホラゲー買ったのよ?と、全方向から思いっきり突っ込みが入りそうである。
だけど今回だけはどうしても言わせて欲しい。
だって、ずっと欲しかったんだもん……!
今から十年以上前。学生時代にこのゲームの実況動画を見て以来、ずっと心に決めていた。
PlayStationに移植されたら絶対買う、完遂出来なくても買う――と。
なぜなら『零~月蝕の仮面~』は私にホラゲー嫌いを改善させ、ホラゲーで号泣させられるという奇跡を起こした作品だから。

★零に関するQ&A

Q.零(ゼロ)ってなんですか?
A.冒頭からずっと書いているとおり、ホラーゲームだよ。
射影機という幽霊を退治出来るカメラを使って、幽霊退治をしていくゲームです。

Q.エロゲじゃないんですか?
A.エロゲじゃないよ。
主人公たちにちょっとえっちぃ衣装を着せられる、ただのホラーゲームです。
個人的に廃墟は足元が危ないので、主人公たちが安全靴を履いていると良いなと願いながらプレイしてます。水着はほんと危険、いろんな意味で。

Q.ホラゲーなのに泣けるんですか?
A.泣けます。私は『月蝕の仮面』で頭痛くなるまで泣いたよ。
シリーズ全部泣けるので、全部お薦めです。
私の次点は『紅い蝶』

★初プレイ後の感想

正直に言おう。
やっぱり私はこのゲームに向いていない。
これまでに様々な配信者さんのプレイ動画を見ているので、今さら幽霊のどアップにびびることはない。
ところがいざ実際に射影機を動かしてみると、まぁ面白いほど写真が撮れない。
どうして、なんで、いつの間に私は幽霊に抱きつかれているの!?
君、今そこにいましたっけ!?
ごっそり体力削っていくのやめてくれないかな!?
気が付いたら「無理、無理、無理、無理~」と、DIO様ばりに笑いながら射影機を振り回していた。
本当にただの危ないヤツだったので、家人が不在で本当に良かったと思う。

とりあえず今日は一ノ蝕の途中まで。
「こっちだよ」と可愛い声で誘ってくれる雨木一人君にのこのこと着いて行ったら、正味三回も倒された。なぜだ。
四回目あたりからは、体育座りで主人公を覗き込んでくる雨木一人君のホラームービーが、ものすごく可愛く見えてきたよね。なぜだ。
「あなた、まだ僕を倒せないの……?」って幻聴まで聞こえてきた気がする。だめだ。
こんなに何度も君に会いに行く羽目になるとは、私だって思ってなかったさ。
射影機の扱い、難しい……。これならEASYで始めれば良かった。

致し方なく火力を上げて、万葉丸と御神水投入して、我武者羅にショットを叩き込んだら勝てた。
それなのに――。
その直後に”おかえりお姉さん”に敗れたので、本日は諦めましたとさ。
雨木一人戦の前に繰り返し「おかえり」って言って迎えてくれるから、彼女に親近感を覚えていたのがいけなかった。
そう言えばあなたも敵だったね……!!
次回は五度、雨木一人君の体育座りを拝むところから再開したいと思う。待ってろよ、少年。

★終わりに

そんなこんなで、ホラゲー嫌いによる『零~月蝕の仮面~』プレイ日記。
いかがだっただろうか。
とりあえず、零シリーズをようやく自分でもプレイ出来た喜びを書き綴りたくて書いただけだ。この先も続くかどうかは分からない。
ちまちまとしか進められないので、ゲームを完遂するまでに一年以上かかる気がする。いや、本当に完遂出来るかも不安である……。
果たして、私は自力で天野月子さんの名曲『NOISE』を聞くことが出来るのだろうか。
二本目の日記がいつまで経っても上がらないときは、そういうことだと察して欲しい……。

とりあえず、最後に一言だけ。
零はいいぞー!

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