アメリカに着いて、2ヶ月強が経ちました。

やっとソーシャルセキュリティカードを入手して銀行を開設できました。
あと運転免許を取れば、一旦落ち着きます。

突然ですが、「英語表記でも変でなく、読みやすい名前」と思って
父が私の名前を決めたという話があります。

父は先見の明があったみたいです。仕事でアメリカに来てやっと気づきました。

周りの上司は、男性で3文字の名前が多く、
「えーっと、この前来たあの男性がね」と表現されている場面が何度かありました。

私はというと、2度目に会った時から、
大声で「ミサ！！！」と呼び止められるほどでした。
「あんたはミサね！覚えやすいわ。」と言われたことも1度ではありません。父に感謝です。

仕事は、本当に毎日さまざまなことが起きて、怒ったり泣いたりしています。

ある上司から「あなたはどこに行っても、誰かに意地悪をされても、きっと助けてくれる人がいるから大丈夫だね」と言われました。

確かに社会人になってからこれまでの5年間、周りにはいつも味方をしてくれる人がいました。私が怒ると「そりゃ怒るよね」と言ってくれる人がいました。

別の上司からは、「変わらないあなたのままでいてください」と言われました。

変わらないままでいるというのは案外難しいことです。

変わらないで欲しいと思われている部分を適切に読み取らないと、本当に別の人間になってしまう事は案外容易いことです。

環境が変われば人は変わってしまう。

大学を卒業する時、あの時の自分が最高で、もう何一つ変わらないでいたいと思ったのに、あの頃の自分とは全く違います。
ずっといい方向に変わりたいと思うけれど、そうじゃない自分を私が1番知っています。

私はアメリカでの1年半、自分勝手に駆け抜けて、そこからは誰かのために生きようと思っていました。
早くもその気持ちすら変わってきています。こんなはずじゃなかったと思っています。

その変化については、次回書きます。