見出し画像

こども相談室体験記

ついに始まりました。

いつかやって来ると学生の頃からその時を思い描きながら過ごしていた日々が始まりました。

「こども相談室」

ふいに何を訊かれるか全く予想だにしない状況が常です。

「なんで」

の一声で、はじまる。今度は何が来る?

と戦々恐々です。

最近この「なんで」攻撃が頻発しております。

ここ最近は、

「なんで辛いのは長いの、水飲んでも続くの」

これは辛い食べ物を食べた後は、しばらく口の中が辛いのは何で?水を飲んでもすぐに辛さが消えないのはなぜ?

ということなのです。

3歳児にわかるように(これが一番むずかしい)説明しようとするのですが、

一応

「甘い味、塩の味、酸っぱい味、辛い味は、いろんな味が舌の甘いスイッチとか酸っぱいスイッチとかを押すんだよ。そうすると甘い、酸っぱいとかを感じるんだ」
「お砂糖とか塩とかの味は、水に溶けるから水やお茶を飲んだら溶けて流れていくから、スイッチ押されなくなって味が消えるんだよ」
「でも辛い味はアブラみたいだから水に溶けないからなかなか流れてくれないんだ、だからずっと辛いスイッチを押しているから長い間、口の中が辛いんだよ」

という説明でなんとか納得してくれました。

「なんで地球はまるいの」

「うぐっ」すぐには答えられないですよ。

「地球は自分でクルクル回ってるんだよ。そしておひさまの周りもグルグル回ってるんだよ」

というと「え~そうなの!」と無邪気な反応。

「で、地球は最初は丸くなかったんだけど、クルクル回っているうちにどんどん丸くなっていったんだよ。」

と答えるとなんだか、わかったような、わかってないような、という反応だけど、とりあえず「なんで」攻撃は一段落してくれました。

そして、いまのところちょっとペンディングなのは、

「なんで火は熱いの」

燃焼やエネルギーなどの言葉や概念を使わずにいかに伝えるか悩んでおり、少し答えを待って貰っています。

本当に学び直しといいますか、双方向性で育てて貰っています。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

最後までお読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートは麦チョコ研究助成金として大切に使用させて戴きたいと思います。