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目玉のオヤジに学ぶ子育て【pirokichi育児】

○○するなんて、さずかワシの息子ぢゃ

これはゲゲゲの鬼太郎に登場する鬼太郎の父親である『目玉のオヤジ』のお決まりの台詞です。

往々にして、人前では親は自らの子を貶めて謙遜をします。あからさまに我が子を褒めてばかりでは親バカであり、疎ましくさえ思われるかもしれません。

しかし目玉のオヤジの前述の台詞は、人前(妖怪前?)で発せられていますが、不思議と嫌悪感などは感じられません。

人前で口にするかはともかくとして、目玉のオヤジのように子供に絶対の信頼を寄せているのは、とても素晴らしいことだと思います。

よく日本人は自己肯定感が低いなどといわれますが、その要因の1つに家庭環境つまり親の接し方があると考えられています。

親が子にとって常に何時でも守ってくれるという信頼が置けていないと、家は子供にとって有事の際に駆け込むことが出来るシェルターあるいはセーフプレイスにはなりきれないこととなります。

ゆえに、学校や友達などとの間で嫌なコトがあって悩んでいたとしても家で打ち明けることが出来ない。

ひょっとすると親自身の対応自体に悩みの原因があるかもしれないのに、それ自体ももちろん伝えられない。

そうなってくると、自己の存在をも否定するようになり、自らに対して自信すら持てなくなってしまいます。

鬼太郎の場合、絶対的な信頼を寄せる父親の存在によって、自信を持って妖怪の世界の秩序を保つために、人間界を守るために奔走することができ得ています。

というわけで、目玉のオヤジの子育て論が参考になると感じました。


おしまい

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