最近の記事
- 固定された記事
【書籍紹介】「竜とみつばち -中国海域のオランダ人400年史-」 レオナルド・ブリュッセイ/著 深見純生/藤田加代子/小池誠/訳 (発行所/株式会社 晃洋書房 2008年3月10日 初版第1刷発行)
◎主に1600年代~2000年頃までのオランダと中国との関わりについて書かれた本。 ◎1989年に予定されたオランダのベアトリクス女王と夫君クラウス殿下訪中に先駆けて書かれたが、天安門事件によりこの訪中は中止。書籍のみが中国当局に届けられ、1998年の女王訪中時にこの内容に言及されたとある。 【概要】オランダ史のうち、交易から始まり、さらなる交易の発展・深化のため相互理解と文化の融合に至るまでの400年にわたる中国との関係に主眼を置いた書籍。オランダと中国の四世紀あまりの関
- 固定された記事
【書籍紹介】「繁栄と衰退と -オランダ史に日本が見える-」岡崎久彦/著 発行所/土曜社 2016年3月17日印刷 2016年4月10日発行
◎オランダ史はもちろん、ヘタリア絡みでもそうではなくても、非常に面白く興味深く、また考えさせられる内容なのでお薦めしたい本。 ◎付箋の多さはネタ量の多さ。 オランダ史について、およびそこから日本が学ぶべきことが書かれた書籍。読んでいて特に面白いと感じたのは以下2点。 〇オランダ独立前後を中心に、起きた歴史的事象が『((発端-)出来事-経過-結果-それが次の出来事に与えた影響』という形で書かれているので、まるで物語のようにオランダ史の流れがわかりやすい。こちらが内容のメ
-