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0126「セロトニンが効かんかった」

土曜なので朝からサタデースクールの送りでユニオンスクエアまで行く。入館証を忘れてしまって守衛さん的な方に怒られたので、入口で子供と別れて1人で教室に行かせたら、通りがかった先生に怒られた。どっちにしろ怒られる展開になったので、どうせ怒られるなら5階まで階段で登らなくて済むコースのほうが良いので、守衛さんの言うことを聞いて帰った。先生に嫌われたかもしれない。全部私が悪い。

家に急いで戻って、昨日の続きで業者さんが来るのを待つが、約束の時間を1時間半遅れたので今日も例によって文句を言った。もうこいつらに対しては一切笑顔を見せないことに決めた。

妻に、今日はいろいろ怒りそうだからという理由でセロトニンを2錠もらって飲んだ。「嫁」という呼び方は良くないと言われて、ああ確かにそうだと思ったので、これからは妻と呼ぶことにする。

家を出て、電気屋で買い物をして、夕方過ぎに家に戻った。すごくステーキを食いたかったので、Trader Joe’sで2枚ステーキ肉を買って、以前千房さんに教わった、絶対に失敗しないステーキの焼き方(1分間表裏を焼いて、しばらくアルミホイルで巻いて予熱で蒸し焼きにするのを繰り返す)を久々にやった。かなりおいしく焼けたゆえに、子供たちが喜んで食ってくれたがゆえに、かなり自分の分が減った。こういう場合、子供たちがたくさん食ってくれれば親としては良いんですよ的なことを言う人がいるが、まあわかんないでもないが、もっとステーキ食いたかった。今度は3枚焼こう。

一日の最後に、Slackで、以前ニューヨークの某有名代理店とやった仕事で、先方がとんでもない不義理をしてくれていることを知り、超頭に来る。もうこれ、社内で話して問題なかったら英語で告発したろうかとすら思っているんだけど、制作なめんじゃねえとしか言いようがない。しかも今回初めてではない。そんなんだから広告業の優秀な人はみんなGoogleとAmazonに行ってしまうのだ。どうしてどいつもこいつも、日本でも世界でも、広告がかっこ悪くなるようなことばかりをしくさるのだ。そんなんじゃ若者がみんなチームラボに就職したくなっちゃうのも当たり前だろう。

背信行為を重ねた上でカンヌの壇上でライオン掲げてウェーイとかやって、手前らの人生それで完了か。そういう手前らの自慰行為が業界そのものの自殺になってしまっていることになぜ気づかないのか。アホなのか。

とか言っても詳細を書かないとよくわからないと思うのでこの程度にするが、私はいつも言っているのだが広告がすごく好きだし、広告に育てられたことを隠したくないので、本当に自分の見栄とか実効性のない口当たりのいいクリエイティブ論とかで自分らの業界に泥を塗っている人たちが多すぎて、超つらい(尊敬できる先輩方もたくさんいますが)。

広告はとても意義のある活動でいろいろな可能性があるのに、一部のクソの自慢話の酒のツマミにされているせいで、あまりにもダサいものになっている。ニューヨークではそれが完全に顕在化していて、「業界」が以前と同じように存在しているのかどうかすらわりと怪しいと思う。

そんなわけで、結局あんまりセロトニンが効かずに怒ってしまったが、たぶん今からドラクエビルダーズ2やれば治る。

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