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「人生の輪」ワークの気づき

ひょんなことから、2024年はコーチングを学び始めました!
学びのきっかけとなった”ひょんなこと”は、年始に行った占いがきっかけですが、それは別の記事で紹介しようと思います。

コーチング講座で学んでいる内容は守秘義務があるので詳しく記載できませんが、「人生の輪」のワークを行ってみての気づきを記載しようと思います。
※このワークは広く一般的な内容のため、守秘義務違反に抵触しないとのこと
人生の輪については、こちらの記事が大変参考になります。簡単に言うと、人生全体のバランスを知るための自己分析ツールです。1度やって終わりではなく、継続的に確認することで、時間の経過や行動の結果生じる変化を可視化することができます。

回答結果と気づき

私の回答結果は、下記のようになりました。
※全く満足していない状態「1」~最高に満足している状態「10」として回答
①仕事・キャリア    :8
②お金・経済      :8
③健康         :9
④家族・パートナーシップ:10
⑤人間関係       :10
⑥学び・自己啓発    :10
⑦遊び・余暇      :8
⑧物理的環境      :8

自己評価の高さに改めて愕然( ゚Д゚)としますが、主観的に回答することが肝心なので、良しとしましょう☝
初めてワークを行ってみての気づきを3つにまとめてみました。

バランス至上主義の人は敢えてバランスを崩してみるべし

人間が唯一平等に与えられている時間。その時間が有限であることを鑑みると、①~⑧はトレードオフ関係であるように思います。そして、人生は常に変化の連続なので、生涯にわたってバランスを意識し、ときに何かを手放す必要があります。

一般的に蔑ろにされがちな③健康、④家族・パートナーシップについて、私は日常的に相当意識して栄養を与えているため、満足度が高い結果となりました。対して、①仕事・キャリアは成長の余地があります。それでも、他の方の結果と比較すると、相対的に満足度が高く、バランスもとれていました。
私はバランス至上主義といいますか、欲張りに生きていたいタイプです。だからこそ、20代からバランスを取りすぎず、敢えてバランスを崩してみることで、新しい発見があるのだと痛感しました。

具体的に、私は家庭とのバランスを意識するあまりに①仕事・キャリアのブレイクスルーに問題意識を抱えていました。チーズケーキを切るように①だけを切り離して考えることで、①を高めるように他を順応させるという新しいライフスタイルに挑戦できるのでしょう。

優先順位の通りに並んでいることがベスト

8つの輪は大抵の方にとって人生の満足度を高める(低下させる)ファクターだと予想できます。明確なエビデンスがあって整理されていることでしょう。
そして、人それぞれに優先順位があります。
相対的に比較するために便宜上10点満点にしていますが、項目によっては10点でも足りない項目があったり、あるいはライフステージによって現在と未来とで満点が異なったりするものです。
今の自分、将来の自分にとって優先度が高い順に満足度も高いと、尚のこと良いのでしょう。

「井の中の蛙」は幸せか

こと幸福学の観点では、一見気づきづらい幸福=今そこにあるものに対して感謝をすることが、幸せの第一歩とされています。一度失ってみないと、今そこにあることに気づきづらい性質があるのは③健康、④家族・パートナーシップ、⑤人間関係でしょう。
一方で、①仕事・キャリア、②お金・経済などは、今あるものに感謝し続けることで、変化を厭う「井の中の蛙」状態に陥る危険性をはらみます。
時として意図的に不満足状態を作りだし、成長の余地を探すジャーニーに出ることも必要だと思うのです。
とはいえ、一概に「満足=成長が止まる」というわけではありません。
イチローさんのインタビューで、興味深いコメントがありました。

─他の選手はどこかで満足している。イチローさんはない?

「いえいえいえ、僕満足いっぱいしてますからね、今日だってもの凄い満足してるし、いやそれを重ねないと僕は駄目だと思うんですよね。満足したらそれで終わりだと言いますが、とても弱い人の発想ですよね。僕は満足を重ねないと次が生まれないと思っているので、もの凄いちっちゃい事でも満足するし、達成感も時には感じるし、でもそれを感じる事によって、次が生まれてくるんですよね。あの意図的に、こんな事で満足しちゃいけない、まだまだだと言い聞かせている人は、しんどいですよ。じゃ、何を目標にしたらいいのですか、嬉しかったら喜べばいいんですよ。と言うのが僕の考え方ですけどね」

2013年の日米通算4000本安打達成した際に会見をしたイチローの言葉

「今に感謝することで次の一歩に繋がる」というイチローさんの主張は大変腑に落ちます。

まぁ、人によってモチベーションや行動の源泉は異なるので、「不満足は成長の萌芽になりうる」と表現してみましょうか((´∀`))ソンナカンジデー

人生の輪ワークは人とやることで発見があるので、身近なご家族や友人、職場の同僚とやってみてはいかがでしょうか!
最後までお読みいただきありがとうございました!

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