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ストレングスファインダーとアイコンの謎

私のアイコンはnote仲間のミモザさんが描いてくれたものの一部だ。クリックして大きくするとあまりご機嫌の良くない女王様の向こうに誰かがいるようだがその姿は見えない。時々、女王の向こうにいるのは誰か聞かれるので、今日はその由来と全貌をお見せして謎を明かそうと思う。


ストレングスファインダーのイベント


ことの起こりはあるコミュニティ内でのストレングスファインダーに関するイベントだった。ストレングスファインダーとはギャラップ社が開発した個人の才能や強みを特定するためのテストである。例えば共感性が高くて人の気持ちに寄り添うのが強みの人もいれば、戦略的に考えることが得意な人もいる。テストの結果から、こうした34の才能の中からどんな強みを持っているかが分かるのだ。
 
さてそのイベントはストレングスファインダー・コーチが主催していて、毎回一つの強みについて彼女が説明した後、その強みを持つ参加者が自分の体験をシェアしていく。ストレングスファインダーについて理論的にも体験的にも学んでいくことができるので大人気のシリーズだ。
 
その日の強みは学習欲。私は学習欲が5番目に強いので「学習欲が高い人」という自負があった。ところが学習欲1位の方々の話を聞いてひっくり返りそうになった。
 
例えば簿記3級が受かって面白かったのでそのまま仕事に関係ないのに1級まで挑戦した人や、一度に10くらいの楽器を同時に学んだ人の話を聞いて、学習欲が1位、2位の人は純粋に学ぶことを楽しめるのだと心から感心した。私も学ぶのは好きだが、目的なしではここまで極めることはない。やっぱりそれが1位と5位の違いなのだと納得した。

内省女王生まれる


これは大きな気づきだったのでイベントの中でシェアしたら、主催者のコーチから「リリコイさんは内省が1位だから学んだことが内省のネタになっているのでは?」と言われハッとした。

そうなのだ。学習して楽しいのはその後の内省なのだ。新しいことを学んだり体験した後、それをすでに知っていることや実生活で体験していることにつなげたり比べたりして「あーでもない、こーでもない」と考えるのが至福の時なのだ。

かなり興奮してイベントの後も色々内省した。私の内省はややファンタジーの傾向もあるので、ふと、ある絵柄が浮かんできた。内省女王にしもべの学習欲が「女王様、こんなものを学んできましたが、お口に合いますでしょうか?」と尋ね、女王が「なかなか、美味しいわ。褒めてつかわす」と言っている場面だ。
 
つまり内省傾向は女王のように私の中に君臨して、学習欲などの他の強みがしもべのように仕えているイメージだ。そして自分自身もしもべの一人であるような気さえした。というのももっと外向的、活動的になりたいと思っても内向きに一人で考える時間がないと枯渇してしまう苦労もあるからだ。そんな時はきっと女王様がご機嫌斜めなのだろう。

アイコンの全貌


話はやっとアイコンの話に戻る。私が上記の内省と学習欲の会話を「絵心があれば絵で表現したのに」と先のコミュニティ内で書いたら、ミモザさんが代わりに描いてくれたのだ。

学習欲ちゃんの持ってきた学びがお気に召さない内省女王


私のイメージしたものよりもわがままな感じが気に入ってしまった。というわけで不機嫌な内省女王の向こうにいたのは健気な学習欲ちゃんだったのだ。学習欲ちゃんが持ってきた学びは女王様なお気に召さなかったよう。

これもミモザさんが描いてくれた内省の次に強い共感性と親密性の絵。

女王と違って優しく穏やかな共感親密殿下


ちなみに内省女王を見つけたお陰で、その女王がイキイキと活躍する場としてnoteを始めたことは下記にも書いた。しかもnoteを勧めてくれたのもミモザさん❤️ 彼女には感謝、感謝である。

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