見つけてしまいました。
古いハードディスクドライブを、何気なく見ていると・・・
１０数年前に書いた読み切りが・・・
恐る恐る読んでみると、当時の記憶が蘇ってきました。

学生の頃、初めて原稿用紙とペンを買い、わくわくしながら描いた作品です。おそらくネームも作らなかったと思います。

以前からノートに鉛筆で漫画のようなものは描いていたのですが、バスで１時間ほどの大きな文具屋さんに、漫画を描く道具がそろっていることに気づき、大喜びで買いに行きました。

しかし、原稿用紙の使い方も知らなかったので、最初の数ページは横書きで見開きのように描きました。当時は「これがＧペンか！」とか「スクリーントーン貼るのムズイ！」などと思いながら描いていた覚えがあります。懐かしいですね。セリフはワードを印刷して原稿に切り貼りしました。（ところどころ飛んだり誤字があったりするところはご容赦ください。）

物語の内容としては、細田守監督のアニメ「時をかける少女」にあこがれて、ひと夏の青春的な物語に魔法とアクションを取り入れるという、ちゃんぽん漫画です。（ごちゃまぜという意味です。）相変わらず描きたいものを詰め込んだようなストーリーですね。

読み返すと「結構面白いところもあるじゃん」と自画自賛してしまいました。特に後半のバトルシーンは一生懸命描いてるな～と感心しました。結局私はバトル漫画が好きなようです。

とはいえ、ネットで人様に読んでもらうような作品ではないのは明らかです。なので、今回は自分の記録用ということでUPさせていただきました。懐かしい思い出の記録ということですね。実はこの後２作品ほど読み切りを描いたのですが、実家のリフォームにより消失したようです。「猫と少年」を１作目としたのは、まあここから始めますという意思表示として捉えてください。

懐かしい記録でした。