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カエル界最強のコミュ力の持ち主

こんにちは。
みなさんは「カエルのキャラクター」といえば誰を思い浮かべますか?

サンリオのけろけろけろっぴ、絵本『バムとケロ』シリーズのケロ、『ふたりはいつも』シリーズのがまくんとかえるくん、『ピーターラビット』シリーズのジェレミー・フィッシャー……

数えてみるとたくさんいますが、私が特にお気に入りなのは彼。

カエルのカーミット(Kermit the Frog)です!
アメリカのマペット作家、ジム・ヘンソンが生み出したキャラクターで、なんと彼が「マペットの第一号」なんだそう。

マペットは「マリオネット」と「パペット」を掛け合わせた造語です。マペットを動かしながら声優がしゃべることで、人形劇を行うんですね。『セサミストリート』はその代表的な例です。

そして、『セサミストリート』に登場するマペットを手がけたのも、他でもないジム・ヘンソンさんなんです!よくよく見るとこのカーミット、エルモやクッキーモンスターと並んでも全く違和感がないと思いませんか。

実際、彼はセサミストリートにも登場しています。
しかしメインとして登場するのは、『マペット・ショー』というコメディ番組。
彼が進行役となって、歌手や俳優たちをゲストに招きながら仲間のマペットたちとドタバタやる、というような内容で、日本でも昔放送されていたみたいです。

「O」から覗いているのがカーミットです。
今は海外でも放送は終了しているようですが、またいつか再開してくれないかなぁ。

ゲストには、ライザ・ミネリ、ハリー・ベラフォンテ、エルトン・ジョンなど多くのスターが出演しました。

個人的に、エルトンは普段から派手な衣装が多いためか、マペットとのなじみ具合が半端ないと思う。

2枚目の左はミス・ピギーといって、カーミットの恋人(元カノ?)だそう。エルトンと『Don't Go Breaking My Heart』をデュエットしてます。

カーミットは口達者で盛り上げ上手だし、とても元気が出る番組なので、興味のある方はぜひ見てみてください。

あ、そういえば、カーミットは弾き語りもできるんです。下は『Rainbow Connection』という歌。

森の中でゆったりとバンジョーを弾くカーミット。
歌詞もとても素敵なので、最初の部分だけ紹介しますね。

Why are there so many songs about rainbows
And what's on the other side?

どうして、虹を歌った歌ってのはこんなにたくさんあるんだろう
虹の向こう側には、何があるんだろう?

Rainbows are visions, but only illusions
And rainbows have nothing to hide

虹は目に見えるけど、それはただの幻で、
虹は何も隠してはいないんだ、って

So we've been told and some choose to believe it
I know they're wrong, wait and see

僕たちはそう教えられてきたし、それを信じる人もいるだろう
だけど僕は知ってる。それは間違いなんだよ、よく見てみて

Some day we'll find it, the rainbow connection
The lovers, the dreamers, and me

いつか見つけられるよ、虹の繋がりを
愛する人たち、夢を追う人たち、そして僕

和訳は上手くないですが、そこは許してください…

なんだかカーミットの少し内省的な部分が垣間見えるような気がしてドキッとしますね。
ちなみにこの曲はカーペンターズにもカバーされています。さすがは世界一のカエル(私調べ)。

そんなわけで、今回は私の好きなカーミットについてちょっとばかし紹介しました。

カーミットに限らず、マペットの動きってちょっとオーバーで、見ていると思わず笑ってしまうんですよね。
同じ動物をモチーフにしたキャラクターでも、それぞれで雰囲気は全然ちがうなと思います。そういう視点でキャラクターを比べてみても面白いかもしれませんね。

今回はここまで。
読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回。

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