ドラマーのナイスガイ度に惚れ惚れするね。

この映画はドキュメンタリー映画なのだが、言っちゃえば有名どころのドラマーがなぜ自分がドラムを始めたか、誰のドラムがいいのか、どう良いのか、だけを語るドキュメンタリーなので、一般的に感動する余地はないはずなのだ。失礼！

だけど、音楽をドラム視点で聴くことがなかった自分にとって、ドラマーが解説するテクニックや何に感動させられていたのかを冷静に紐解いて教えてもらえると、感動する！
今までにない視点を教えてもらえると世界が広がり「知っていた」と思っていた世界がまた違った世界に見えてくる。人の見解を聞くのは楽しい。

単純と言うか、馬鹿だね、ワタクシは。ｗ

もしこの映画を10代の頃にでも観ていたら、明日にでもドラムセットを買うべくアルバイトに奔走し、買った挙句はプロを目指すと宣言する馬鹿となるであろう。
リズム音痴を自覚した今となっては、机の上をペンで叩くだけで済ますことにしよう。
或いは、ほこりにまみれたジャンベを出して来ようかしらん。
ボクのジャンベちゃん。
映画にあったようなドラムクラブが京都にもあり、一時かなり興味を引かれたことがあったが、もう一度探してみようかな。それはジャンベクラブだけれど。

ただこういう映画を観たからには、こういう映画のベース版や、ボクは個人的にバックコーラス版を作って頂きたい。バックコーラス版にはきっと人間ドラマが見られることが予測される。勝手な予測だが。