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アイカツフレンズを観てくれ

自分が常日頃注目している人たちが推しているものはやはり気になるもので、だからこそnoteを始めたり、Re:CREATORSを全話完走したり、メギド72をインストールしたり、カメ止めを観(ようとして近くの上映館が無いため断念し)たりしているわけだ。そしてまた、ある人の影響で今度はアイカツフレンズに手を出した。まさかニンジャのウキヨエ関連でフォローした人の影響で女児アニメを観ることになるとは思わなかった。特定の作品から繋がった人たちでも趣味嗜好は実に多種多様であることだ…。

女性のアイドルやそれに近い活動をテーマにしたアニメは男性向けの深夜アニメでも多数存在するが、それらは長くてもせいぜい2クール(約25話)であり、その作品とキャラクターたちが気に入れば気に入るほど物足りなさを覚える。たとえば今期の『少女☆歌劇レヴュースタァライト』では舞台少女9人が出てくるが、残りの話数でどこまで各キャラクターの話をやれるのか。リアルでの活動や後に配信されるアプリが本番なのかもしれないが、そんなことは関係ないアニメのみの視聴者もいるわけで。

その点データカードダスの販促も兼ねているアイカツフレンズなどは基本1年(約50話)単位でやることが確定しているため、のんびりした話をやっていても安心して観ることができる。一応女児アニメのはずだが、フレンズという言葉を隠れ蓑に結構好き勝手やってくれている。2人で組んでアイドル活動をするのがフレンズ…我々の世界であればユニットなどの名称が該当するはずだが、11話では”遠距離フレンズ”なる迷言も登場しておりそのポテンシャルは計り知れない。率直に言うと百合だ。二次創作のものはファンが勝手に妄想しているだけで本編はそんなでもないのでは?と思っていたがそんなことはなかった。先述の11話はみおがあいねにフレンズを組むための”告白”をする(副題も”告白はドラマチック!”である)ための最高にドラマチックなシチュエーションをリサーチし、結果、観覧車に2人で乗りてっぺんに来た時に言うという完全に男女の恋愛のそれをやってのける。続く12話冒頭でも女子2人で登校している生徒を多数見たみおが「一緒に来てる人、多いなぁって…。」とぼやいているため、あいねとみおの2人が特殊というわけでもなくここはそういう世界のようだ。そういう視点以外での話もすると、毎週誰かしらのステージシーンがあるのだが、そのステージ衣装は毎回新作が登場するため観ていて飽きない。(デザイナー泣かせではないだろうか。)女児アニメ特有の3Dモデルオンリーのステージシーンだが、モデリングも進化しておりアニメ絵とのギャップがほとんど無くなっている。これまで甘く見ていたことを後悔した。ここまでで気になった人はとりあえず11話だけでも観てほしい。それにビビッと来た人ならたぶん以後話数も楽しめる。有料配信だが108円で観られるので、缶コーヒー1本我慢してこれに回してくれ。あいねとみおだけでなく、既に出来上がっているとすら思える舞花とエマのフレンズも非常にいい味を出しているのでそちらにも注目。以上、アイカツニュービーがお送りした。

P.S.
無印とスターズも同時に追い始めると声優被りが多く少し混乱する


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