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アウトプットの重要性

■アジェンダ
1.アウトプットする意義とは
2.記憶定着のメカニズム
3.アウトプットする際に抑えるべきこと

■本文
1.アウトプットする意義とは
 アウトプットをする意義は、4点存在する。
 ①記憶の定着
  脳科学的に記憶の定着促す効果がある。
  詳しくは、次章に記載する。

 ②周囲からの信頼
  情報やノウハウを「知っている」ことと、実際に「活用できる」ことは、似て非なるもの。
  インプットとアウトプットを繰り返し行うことで、業務を遂行できる可能性が高いと思われ、人材価値を評価につながっていく。

 ③キャリアアップ
  アウトプットに長けた人材になることで、キャリアの選択肢を広げることができる。
  マネージャーや後輩の教育係や新入社員の研修担当者などもすることができる。
  仕事に必要な対応力・応用力・伝達力などを伸ばすことに役立っていく。

 ④インプットの質の確認
  インプットした知識の再確認ができる。
  インプットを通じて学びを得たように感じていても、実際には知識や情報が不足していたり、偏っていたりすることは十分に考えられる。
  アウトプットとして具体的な行動に落とし込むことで、曖昧な点が発覚したり、より詳しく調べる必要があったりすることに気づくことができる。

2.記憶定着のメカニズム
学習や経験から得た知識を発信・表現することで、記憶の「想起」→「再固定」を自然に行うことができる。
脳神経科学では「記憶の3ステップ」があると言われており、「記銘(=覚える)」→「固定(=保存する)」→「想起(=思い出す)」という流れである。
情報を何度もアウトプットすることで、脳が情報の必要性を理解し、記憶は定着していく。
つまり、アウトプットにより「想起」した情報を再固定することで記憶が定着していく。
このメカニズムを理解し、アウトプットを意識的に行うことで、より効果的な学習が可能となる。

3.アウトプットする際に抑えるべきこと

①目的・目標をアウトプット前に定める
ビジネスにおけるアウトプットとは、学びえた知識を業務に活かすことである。
業務に活かすことで、学びを深め、より効率的に業務をこなし、自身の生産性を高めることが目的である。
例えば、「顧客へのメールにはその日の学びを必ず入れる」「 1 日に 1 回はその日の学びを社内 SNS にシェアする」といった定量的な目標を掲げることで、アウトプットを行う目標が定まっていく。

具体的な数値目標を掲げて、着実にアウトプットの機会を増やしていくことが重要となる。

②量をこなす
実践を繰り返すことで上達していき、質の良いものができるようになっていく。
アウトプットによって得られる効果やメリットだけでなく、アウトプットした先からアドバイスなどももらえ、反省点や課題点が浮き彫りになり、次のアウトプットで改善するべき点が明確にすることができる。
こうして、 PDCA サイクルを回していくことにより、アウトプットの質を向上させることができる。

③インプットを意識する
良質なアウトプットを出していくには、インプットに時間をかけることも大切。
日々の業務で気づいたことや学びを得たことは、メモ程度で良いので記録として残しておき、振り返りができるようにしていく。

また、偏ったサイトなど、情報に対してのみだと、誤ったインプットをしてしまうことがあるため、情報を広くインプットしていくことが必要である。

④コミュニケーションに活用する
人に伝えたり説明したりするには、インプットした知識や情報を理論立てて構成しなくてはならないため、
最初は時間がかかることもあるが、アウトプットが上手になってくる。
アウトプットに対して上司や同僚からフィードバックをしてもらうことで、インプットの質を高めるヒントを得ることもできる。

⑤定期的に行う
 下記画像のように、人は時間経過とともに忘れていってしまう。
 1度のアウトプットだけではなく、表現を変えつつ行っていくことが大切である。

■参考サイト

https://slack.com/intl/ja-jp/blog/transformation/what-are-the-advantages-of-increasing-productivity

アウトプットで記憶を定着させるのに効果的な頻度とは? | | ひろやのハッピーブログライフ (hiroya-smile.com)

https://schoo.jp/matome/article/1755#section2

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