雨上がり決死隊の解散を見て

今日2021年8月17日に、YouTubeで雨上がり決死隊の解散の配信を見た。率直な感想としては、結構感動した。別に近い人の話ではないが、少し感動した。こういった遠くの人間を近くに感じさせることの出来ることがメディアに露出している人間の特権なのだろう、と思った。

特に印象的だったのが、意外にも宮迫がいつも通りの、あの時テレビで見ていた宮迫だったということ。それに比べてホトちゃんがかなりクールな感じで、冷たく接していた、という点。みんな雨上がりが解散しなくてもいいと言っていたが、そこはやっぱりホトちゃんの意地、決意を確認できた。そうやって人は決意をもって前に進んでいくのだろう。

結局人間は一人だな、と感じた。どんなに周りが思いやっても、自分の道を決めていくのは自分自身。現状自分も会社を辞めるという話を会社の上司と続けている。僕は会社を辞めてどこに行くのだろう。何をするのだろう。全く分かっていない。僕がやりたいことも全く見えていない。でも、決意をもって前に進もう。迷わない。迷ったっていいのだけど。迷わない。僕の人生はある程度わがままにやりたいことにチャレンジしてみよう。挑戦。いい響きの言葉だ。自分の好きな言葉になびかれて僕は前に進んでいくのだろう。

宮迫がどう見たって悪者に見えてしまう。でも、あの事件はやっぱり宮迫の問題というより、テレビの悪さが露呈しているだけの事件だったんじゃないかな、と思っている。広告でしかお金を稼げない人間、会社はやっぱりそこには抗えない。ユーザーから直接お金を頂かないと、決断ができない。僕は一人の力でお金を稼ごうとしている宮迫はかなり前向きに人生を歩んでいるんじゃないか、と思っている。今はYouTubeは広告でお金をもらえるシステムになっているが、その内障害が発生するんじゃないかな、とも思っている。やっぱり大事なのは、あなたを幸せにする。だからあなたから大切なお金を頂く。そういうシンプルな構図が必要なんじゃないかな、と思う。形のないものに、そういうまどろっこしいものは、必要なくなっていく。そういうある意味自由な選択ができる世の中になってきた。僕は今、そこに注目している。今後テレビはどうなっていくのだろうか。僕が大好きだったバラエティのメディアはどうやって変革していくのだろうか。全く先は読めない。でも、僕もそんなエンタメの時代の潮流に飲み込まれてみたいと思っている。本気かどうかは分からないが、僕にはとっても興味がある世界だ。だって、死にたかったんだもん。何も先が見えないと思っていた。目の前は真っ暗だと思い込んでいた。だけど、僕を助けてくれたものは、音楽であり、テレビであり、ラジオであり、YouTubeだった。

この先どうなっていくのだろう。そんな思いをみんな抱えながら生きている。不安だらけだ。でも、確かな高揚感がある。雨上がり決死隊は、最後までめちゃくちゃ面白かった。心から笑える、そして泣ける、最高の動画だったと思っている。自分を重ねて、今後の二人の活動を応援したい。

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