アニメ「進撃の巨人」第21話

アニメ「進撃の巨人」の好きなポイントについて語っていきたいと思います。
全て自分の主観的な好みで語っていきます(笑)
原作は読んだことがなく、アニメ勢なので、アニメからわかることしか知りません。
アニメで放送済みのファイナルシーズンまでは見たので、そこまでのネタバレ等はあります。
気軽に読んでいってくれたら嬉しいです。

※太字の文章に関して
アニメの音声を聞いて、文字を起こしているため、言葉を間違えていたり、漢字が違ったりしている可能性があります。
もしお気づきの点がありましたら、教えてくださると嬉しいです。

それでは、始めます!


鉄槌~第57回壁外調査⑤~

シガンシナへのルートを探るために出発した調査兵団は、エレンと同じく人間が変化したと思われる女型の巨人と遭遇した。
次々と兵士が倒れる中、兵団は誰一人その意味を理解しないまま、巨大樹の森へと走り込む。


オープニング(自由の翼)


エルヴィン「超大型巨人が消えた時、中身は立体起動装置をあらかじめ装備していたから蒸気に紛れて素早く逃げることができた。今回も同じことが言えると思わないか?」
ハンジ「でもそれは、エレンが巨人から出た時の状況を見る限り、できそうもないって結論づけたはずでは?装備は破損して、戦闘服さえなくなってたし、なにより、エレン本人が自力で立つことさえできないほど憔悴していた」
エルヴィン「女型の巨人は、叫び声で巨人を引き寄せる能力を持っていた。我々はそれを予想できず、作戦は失敗した。巨人の力に練度があるとしたら、その力において、初心者のエレンを基準に考えるのは間違いだった。あの敵を出し抜くには、発想を飛躍させる必要がある」

エルヴィンとハンジが話しているシーンを見ると、自分まで頭良くなったかのように感じてしまう(笑)
頭脳班の会話好き。

ジャン「どうして団長は、エレンが壁を出たら、そいつが追ってくると確信できた?」
アルミン「それは、この間の襲撃の時、彼らがなぜか途中で攻撃を止めてしまったからだと思う。せっかくトロスト区の扉を破ったのに、内門を破ろうともしないし、エレンが扉を塞ぐ時も放っておいた。おそらくそれどころではなくなったってことじゃないだろうか。壁の破壊よりも重要視する何かだよ。あの時起こった想定外のこと…」
ジャン「エレンの巨人化か?」
アルミン「それ以外にないと思う」
ジャン「ってことはつまり…」
アルミン「あの時、あの場所で、エレンの巨人化を見ていた者の誰か…。そいつが巨人だ!」

アルミンすごいな。
この時点で、アルミンが経験したことは、女型の巨人と遭遇する、巨大樹の森に団長たちが入った、森の奥で大砲の音が鳴っているという3点だけなのに、ここまでの推理をぶちかますアルミン。


調査兵団の服を着た人物にグンタがやられる。

オルオ「ちくしょーどうする?エルド!どこに向かえばいい?」
エルド「馬に乗る暇はない!全速力で本部に向かえ!」

ここの判断の速さがすごい。
頼りにならなそうなオルオでさえ、ここですべきことがわかっているのが、リヴァイ班の優秀さなんだろうなと思いました。

エルヴィン「敵が力を残す術を持っているなら、再び巨人を出現させることもできるかもしれん」

女型の巨人登場。
この時点で、女型の巨人の中には人がいて、それは兵士の中にいるということが完全にわかりましたね。
ここまではアルミンやエルヴィンの予想だけでしたが、線として繋がった瞬間です。

エルヴィン「今回敵と対峙して感じたことだ。最善策に留まっているようでは、到底敵を上回ることはできない。必要なら大きなリスクも背負い、すべてを失う覚悟で挑まなくてはならない。そうして戦わなければ人類は勝てない」

ウォール・マリア奪還作戦の時の、アルミンを思い出します。
ライナーが壁の中にいると予想した時のアルミン。


一方、リヴァイ班は、エレンを逃がし、自分たちが女型の巨人と戦うことを決意する。

エレン「我が班の勝利を信じてます!ご武運を!」

このセリフの後の、リヴァイ班の笑みがかっこいい。
自分たちの力を見せてやるぞっていう意気込みが感じられます。
エルドが囮になって、ペトラとオルオが女型の目を襲った時、女型がハッとしてる。
やはりリヴァイ班のメンバーって強さが違うんだな。
ここのペトラオルオの共闘の息が合いすぎてて素敵。

エレン「つええ。あの女型が一方的に…。しかも声掛けなしで、いきなりあんな連携が取れるなんて…。きっと仲間同士で信じあってるから可能なんだ。ああやって困難を乗り越えてきた。だからグンタさんを失った直後でもあんなに強い。進もう。振り返らずに、みんなを信じて進めばきっと…それが正解なんだ!俺にもやっとわかった」
リヴァイ「俺にはわからない。ずっとそうだ。自分の力を信じても、信頼に足る仲間の選択を信じても、結果は誰にもわからなかった」

「俺にもやっとわかった」からの「俺にはわからない」というリヴァイ兵長のセリフ挟んでくるの辛い。

エルドが食われ、ペトラが動揺して女型に踏まれる。
そして、オルオが蹴られて殺される。

音楽が…。
悲しい。

エレン「こいつを…こいつを…殺す!」

エレン巨人化。
エレンの叫び声にみんなが気付く。

リヴァイ「この声…まさか!」

ここで方向転換するリヴァイ兵長かっこいい。
すぐに場所と現状を理解している感。


現在公開可能な情報

調査兵団の馬①
調査兵団に与えられている馬種は、それ専用に品種改良されたもので、体高160㎝程度、体重は450~500kg。
調査兵団の馬②
トップ・スピードは、時速75~80kmに達し、巡航速度でも35km程度で走ることができる。
馬は、巨人の足から逃げることができる、ほぼ唯一の手段である。


女型の巨人とエレン巨人の戦い。

リヴァイ兵長がリヴァイ班の亡骸のもとに着く。
この時のグンタやエルド、オルオを見ている兵長の顔は影で見えなくて、ペトラの亡骸に着いた時に、顔に髪の毛の影があまりなく、瞬きをしている描写がたまらなく切ないです。
初見で見た時は、サラッとしてるな…なんて思っていましたが、何度も見ると、リヴァイ兵長の心の奥底にある悲しみや切なさみたいなものを感じ取れるような気がして…。
こんなに切ない顔は、このシーンか、エルヴィン団長が亡くなった時くらいしか見ない気がします。
兵長はここで何を思っていたのか…。
考えれば考えるほど、兵長への愛が増します。

エレン「俺が選択を間違えたから…俺が仲間を信じたいと思ったから…みんな死んだ!俺が最初から、自分を信じて戦っていれば…最初からこいつをぶっ殺しておけば!あの時…巨人になっていれば…。いや、もっと前にあの時に戦っていれば…リヴァイ兵長もいたんだ…。絶対に勝てた。捕獲だってできたかもしれない」
リヴァイ「おまえは間違ってない。やりたきゃやれ」
エレン「俺が…俺が選んだ。俺がした選択でみんな死んだ…。俺のせいで、みんなが…。だけどやっぱり、おまえが悪い!」

自分が選んだ選択で、仲間を死なせてしまって後悔しているエレン。
胸が痛みます。
誰も悪くないのに…。
この時に、リヴァイ兵長が言っていた「結果は誰にもわからない」という言葉が響きます。
どんな選択をしたかが重要で、結果は次への判断材料にすること。
そうやって後悔しないようにしないと、この世界では生き抜くことができない。

エレン巨人が女型に向かって叫んでいる時に、女型が顔をそらすのかわいい。
照れてるみたい…(笑)
そして、このシーンのエレン…めちゃくちゃ怖い。
痙攣をおこしているような描写。
主人公がこんなに狂った描写を出していいの??って思うくらい。
エレンの叫び声に女型が度々驚いているのには、訳があるのかな?
エレンには自分の想いをわかってほしい…という想いがあるような…?

ここでエレンは女型の巨人がアニだと気付く。
ここの女型の描写が、一瞬アニ感あるんですよね。
その後、エレンを食べる時の女型は、悪夢に出てきそうなほど気持ち悪いけど…。

ミカサの前でエレンが女型に食われる。

ミカサ「待って…エレン…行かないで…」

ミカサが女型と戦う。
強さが異次元…。
リヴァイ班三人でもやられたのに、ミカサ一人でここまでやるとは…。

ミカサ「絶対…生きてる!絶対にエレンは生きてる!どこにいたって、その女殺して、体中掻っ捌いて、その汚いところから出してあげるから。ごめんね、エレン。もう少しだけ…待ってて」

ミカサかっこいい。
強い女性ってほんと惹かれます。

リヴァイ兵長がミカサを止める。

リヴァイ「うなじごとかじり取られていたようだが、エレンは死んだのか?」

ミカサの顔が…。
これ、目の前にエレンを食べた女型巨人がいなかったら、きっと兵長が掻っ捌かれていたような気がする…(笑)
ま、兵長強すぎて、掻っ捌けないと思うけど…。


エンディング(great escape)


第21話。
リヴァイ班がやられてしまいました。
リヴァイ班のメンバーの亡骸を見る兵長の顔、何度再生したか!(笑)
言葉に表せない感情が襲ってきます。
ペトラを見ている兵長の瞬き!
あの顔は、見る人によって印象が変わるような気がします。
エレン巨人と女型の巨人が戦っている時の描写で、一瞬アニの姿が見えることに、今回気付きました。
初見ではまったく気づけなかった。
というか、アニが巨人なんてまったく予想もしてなかった…。
今回は、どの立場で見るかによって、大きく変化する内容だったと思います。
リヴァイ班がやられてしまったショックで、女型の巨人め!と思ってしまいましたが、アニとしての表情が現れているシーンを見ると、切なくなってしまいました。

読んでいただきありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします!

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