アニメ「進撃の巨人」第19話

アニメ「進撃の巨人」の好きなポイントについて語っていきたいと思います。
全て自分の主観的な好みで語っていきます(笑)
原作は読んだことがなく、アニメ勢なので、アニメからわかることしか知りません。
アニメで放送済みのファイナルシーズンまでは見たので、そこまでのネタバレ等はあります。
気軽に読んでいってくれたら嬉しいです。

※太字の文章に関して
アニメの音声を聞いて、文字を起こしているため、言葉を間違えていたり、漢字が違ったりしている可能性があります。
もしお気づきの点がありましたら、教えてくださると嬉しいです。

それでは、始めます!


噛みつく~第57回壁外調査③~


女型の巨人に追われているリヴァイ班。
音響弾を打つリヴァイ兵長。
耳を塞いでなかったオルオ、めちゃくちゃ死にそうな顔してる(笑)
ちゃんと兵長の指示聞かないから…(笑)


オープニング(自由の翼)


リヴァイ「おまえらの仕事はなんだ?その時々の感情に身を任せるだけか?そうじゃなかったはずだ。この班の使命はそこのクソガキに傷一つつけないよう尽くすことだ。命の限り…」
エレン「俺を監視するためなんじゃ…」

リヴァイ班の使命は、てっきり「エレンが暴走した時に抑えること」だと思っていましたが、実際は、「エレンに傷一つつけないように尽くすこと」
これがエルヴィン団長の策。

リヴァイ「俺たちはこのまま馬で駆ける。いいな」

後ろでは女型の巨人と兵士たちが戦っている。

エレン「まだ一人戦ってます。今ならまだ間に合う!」
ペトラ「エレン!前を向いて走りなさい!」
エレン「戦いから目を背けろって言うんですか!仲間を見殺しにして逃げろってことですか!」
ペトラ「ええ、そうよ!兵長の指示に従いなさい!」

エレンは巨人化して戦おうとする。

リヴァイ「おまえは間違ってない。やりたきゃやれ。俺にはわかる。こいつは本物の化け物だ。巨人の力とは無関係にな。どんなに力で抑えようとも、どんな檻に閉じ込めようとも、こいつの意識を服従させることは誰にもできない。エレン。おまえと俺たちとの判断の相違は、経験則に基づくものだ。だがな、そんなもんはあてにしなくていい。選べ。自分を信じるか、俺やこいつら調査兵団組織を信じるかだ。俺にはわからない。ずっとそうだ。自分の力を信じても、信頼に足る仲間の選択を信じても、結果は誰にもわからなかった。だから、まあせいぜい、悔いの残らない方を自分で選べ」

このセリフ本当にかっこいい。
初見の時は、そんなに深く捉えませんでしたが、リヴァイ兵長の「悔いなき選択」を知ってからは、このセリフの意味がわかったような気がします。
でも、ここで、エレンが巨人化しても、きっとリヴァイ兵長はエレンと一緒に女型の巨人と戦ったと思うんですよね。
どんな選択をしても、リヴァイ兵長は受け入れたと思うし、おそらく自分の責任として行動したんだろうと考えると、リヴァイ兵長の人間性が素晴らしすぎる。
上司にしたいです(笑)
でも、YouTubeで、リヴァイ兵長のネット上のコメントをまとめた動画を見た時に、「ありとあらゆる選択を間違える」と書いてあってめちゃくちゃ笑いました。
確かに…。何事も結果が悪すぎる…(笑)


エレンの巨人化実験の回想。

リヴァイ「おまえを半殺しに留める方法を思いついた。巨人化したおまえを止めるには殺すしかないと言ったが、このやり方なら重傷で済む。とはいえ、個々の技量頼みだがな。要はうなじの肉ごとおまえを切り取ってしまえばいい。その際、手足の先っちょを切り取ってしまうが、どうせまた、トカゲみたいに生えてくるんだろ。気持ち悪い」

最後の一言が余計です、へいちょー!!(笑)
その方法思いついたの、兵長ですか??
それともハンジさんですか?エルヴィン団長ですか?
思いついたのが兵長だったら、ちょっと珍しい気がする…。
だいたい頭脳プレーはハンジさんやエルヴィン団長だから…。

エレン「待ってください。どうやったら生えてくるとかわからないんです…。何か他に方法は…?」
リヴァイ「何の危険も冒さず、何の犠牲も払いたくありませんと?」
エレン「いえ…」
リヴァイ「なら腹を括れ。俺たちも同じだ。おまえに殺される危険がある。だから安心しろ」

安心できますか??(笑)
実験のリスクは、エレンだけではなく俺たちも一緒だから、おまえだけが全てを背負っているわけではないんだぞってことですよね。
それを「安心しろ」の一言で済ますとは…(笑)

ハンジ「じゃ、実験していいよね」
リヴァイ「リスクは大きい。かといってこいつを検証しないわけにもいかないからな」

ここのリヴァイ兵長の横顔というか、ハンジを見ている顔が素敵。

ハンジ「計画は私がやっていいよね。エレン、わからないことがあったらわかればいい。自分らの命を賭ける価値は十分ある」

ハンジさんの神髄。
もしハンジさんのような存在が調査兵団にいなかったら、きっとエレンは調査兵団にも入れなかったように思います。
巨人に興味があって、巨人の為ならどんな研究でもするハンジさんがいたからこそ、エレンの実態に迫ることができたし、周りの理解も得られた気がします。

巨人化に失敗するエレン。

リヴァイ「おまえが巨人になれないとなると、ウォール・マリアを塞ぐという大義もクソもなくなる。命令だ。なんとかしろ」

きっとこのセリフはエルヴィン団長のために言っているような気がします。
エルヴィン団長がいろいろなものを賭けて、この作戦を考えているのに、当の本人が巨人化できないとなると、エルヴィンが考えた全てが無駄になってしまう…。
リヴァイが少し焦っているように見える反面、リヴァイ班のメンバーが、エレンが巨人化できなかったことに対して、落ち着きを見せているのが、この作戦に賭ける意気込みみたいなものの違いが感じ取れます。
そして、ここ、ペトラがリヴァイに話しかけてるんですよね~。
そんな後姿を見ると微笑ましくなってしまいます(笑)

エレンがスプーンを落とし、それを拾おうとした時に爆発が起きる。
ここのリヴァイ兵長が何度見ても笑ってしまいます。
リヴァイ兵長が驚いたところはあまり見たことがありませんが、ここの爆発は絶対リヴァイ兵長もドキッとしただろうなと想像してしまいます。
常にかっこいい兵長ですが、ここは目が点になってる(笑)

エレンの腕が巨人化。

リヴァイ「落ち着け。落ち着けと言ってるんだ、おまえら」

ここのリヴァイ兵長、判断が早すぎる!
エレンの体が外に出ていること、きっと巨人化した部分が動かないことなど総合的に判断して、今回のエレンの巨人化には害がないと決断したんですよね。
それで、すぐリヴァイ班のメンバーとエレンの間に入ってくれている。


現在公開可能な情報

信煙弾①
火薬の力で信号弾を射出することのできる小型拳銃。
信号弾の込められた小さな筒を一発ごとに交換して使用する。
信煙弾②
伝達内容によって、打ち上げる煙の色が変わる。
赤・・・巨人発見。
緑・・・陣形の進路決定。
黒・・・奇行種発見。


リヴァイ班のメンバーが口々にエレンを責める。

リヴァイ「落ち着けと言っている!」
ペトラ「兵長!エレンから離れてください!近すぎます!」
リヴァイ「いや、離れるべきはおまえらの方だ。下がれ」
ペトラ「なぜです!」
リヴァイ「俺の勘だ」

かっこいい。
みんな兵長の話を聞いてあげて…(笑)
いざとなった時に、兵長の話を聞いてないリヴァイ班…(笑)
これ、ハンジさんいなかったらきっといつまでもこの空気だったろうな。

ハンジ「エーレーン!!その腕触っていーい!?ねえ、いいよね、いいでしょ、触るだけだから!」
ハンジ「あっっっつい!皮膚ないとクソ熱いぜ!これすごい熱い!」
モブリット「分隊長!生き急ぎすぎです!」

モブリットの素晴らしいツッコミ。
モブリット大好き。

エレン「兵長…」
リヴァイ「気分はどうだ?」
エレン「あまり…よくありません」

ここって、俺はおまえの味方だぞってことですよね!?
なんか、言葉の扱い方がうまくないけど、優しさがビンビン伝わってきます!
ここでエレンは仲間から敵意を向けられて、ショックだったはずです。
そこで、気分はどうだ?と声をかけてあげられる兵長の優しさ。
巨人化したからと言って、エレンは部下であり仲間に変わりない。
そんな想いを感じます。


巨人化した後の夜。
ここでも、エレンと一緒にいてあげるリヴァイ兵長。
優しすぎませんか???

エレン「実際に敵意を向けられるまで気付きませんでした。あそこまで自分は信用されてなかったと」
リヴァイ「当然だ。俺はそういうやつらだから選んだ。生きて帰って初めて一人前ってのが調査兵団の通説だが、巨人と対峙すればいつだって情報不足。いくら考えたって何一つわからない状況が多すぎる。ならば務めるべきは迅速な行動と、最悪を想定した非情な決断。かといって血も涙も失ったわけでもない。おまえに刃を向けることに何も感じないってわけにはいかんだろ」

リヴァイ兵長、仲間のことわかりすぎてて辛い。
周りはリヴァイ兵長のこと、3割くらいしか理解してないのに、リヴァイ兵長は仲間のことをほぼ完ぺきに理解している…。
心情も、行動も…。

モブリット「リヴァイ兵長。ハンジ分隊長がお呼びです」
リヴァイ「クソでも長引いたか?」
ハンジ「そんなことないよ。快便だったけど」

そんな夫婦漫才のようなやり取りせんでくれ!(笑)
かわいすぎるよ、この夫婦。

ハンジ「巨人を殺す、砲弾を防ぐ、岩を持ち上げる…。いずれの状況も巨人化する前に明確な目的があった。おそらく自傷行為だけが引き金になってるわけではなくて、なにかしらの目的がないとだめなのかもね」

このスプーン一つでここまでの推理をかますハンジさんすごすぎる。

リヴァイ班のメンバーが自分の手に噛みつく。

エルド「これはきついな。エレン、おまえよくこんなの噛み切れるな」
グンタ「俺たちが判断を間違えた。そのささやかな代償だ。だからなんだって話だがな」
オルオ「おまえを抑えるのが俺たちの仕事だ。それ自体は間違ってねえんだからな。調子に乗んなよガキ」
ペトラ「ごめんね、エレン。私たちってビクビクしてて…。間抜けで失望したでしょ。でも、それでも、私たちはあなたを頼るし、私たちを頼ってほしい。だから、私たちを信じて」

ここのリヴァイ兵長の顔はどんな表情ですか!?
ものすごい冷たいのか、ボケッとしてるのか…微妙な顔をしているように感じる(笑)


女型の巨人との戦いの場。

リヴァイ「エレン!遅い!さっさと決めろ!」
エレン「進みます!」

このリヴァイ兵長かっこよすぎ。
声が…声が神ですよ…。
神谷さんありがとうございます…。

女型の巨人が加速する。
この走り方すごい。
アニもこんな走り方すんのかな…。
ちょっと見てみたい気がしてしまう(笑)

エレン「このまま背中を向けて走っていれば、全員ぺちゃんこになる。でも、死にそうだけど、仲間を見殺しにしても、みんな前に進むことを選んだ。リヴァイ兵長は前を見続けている。先輩たちも兵長を信じて全てを託してる。俺も彼らを信じるんだ。彼らが俺を信じてくれたように!」

走り抜けた先にエルヴィン団長。

エルヴィン「打てー!!!」

はい、団長かっこよすぎます!
なんですか、この臨場感。
本当に、小野大輔さんってすごい…。

リヴァイ「少し進んだところで馬をつないだら立体起動に移れ。俺とは一旦別行動だ。班の指揮はエルドに任せる。適切な距離であの巨人からエレンを隠せ。馬は任せたぞ」

立体起動で飛んでいくリヴァイかっこよし!
このあとの、ちょっと調子に乗ってるリヴァイ班のメンバーが愛おしい。


エルヴィン団長とリヴァイ兵長のハッピーセット(笑)

リヴァイ「動きは止まったようだな」
エルヴィン「まだ油断はできない。しかし、よくこのポイントまで誘導してくれた」
リヴァイ「後列の班が命を賭して戦ってくれたおかげで、時間が稼げた。あれがなければ不可能だった」
エルヴィン「そうか」
リヴァイ「そうだ。彼らのおかげでこいつのうなじの中にいるやつと会える。中で小便漏らしてねえといいんだが」

「そうか」「そうだ」のやり取りで、リヴァイ兵長がどれだけ人の命を大切にしているかがわかる…。
もちろんエルヴィン団長も命を大事にしていると思うけど、それでも人類の希望(自分の夢)のためなら犠牲を払うのもやむなしという選択ができる人だからな…。
そして、照れ隠しのように、小便の話をつける兵長(笑)
好きだな、汚い話(笑)


エンディング(great escape)


第19話。
リヴァイ班のお話でした。
本当にリヴァイ班大好きなので、胸熱です。
後悔しない選択をする、仲間を信じることなど、大事なことが詰まっている話のような気がします。
でも、どれも、結果として悪い方向にいってしまうんですよね…。
それが切ない。
「後悔しない選択をしろ」と言われつつ、結局後悔してしまう結果になってしまったし、仲間を信じることを選んだ結果、仲間が死んでしまった。
「結果は誰にもわからない」
現実では誰にも結果はわかりません。
でも、物語の中だけは、主人公が選んだ選択が間違うことはないという希望があっていいはずなのに…。
「進撃の巨人」はそれがまったく通用しない世界で、だからこそ魅力に溢れているのかなと思います。

読んでいただきありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?