アニメ「進撃の巨人」第22話

アニメ「進撃の巨人」の好きなポイントについて語っていきたいと思います。
全て自分の主観的な好みで語っていきます(笑)
原作は読んだことがなく、アニメ勢なので、アニメからわかることしか知りません。
アニメで放送済みのファイナルシーズンまでは見たので、そこまでのネタバレ等はあります。
気軽に読んでいってくれたら嬉しいです。

※太字の文章に関して
アニメの音声を聞いて、文字を起こしているため、言葉を間違えていたり、漢字が違ったりしている可能性があります。
もしお気づきの点がありましたら、教えてくださると嬉しいです。

それでは、始めます!


敗者達~第57回壁外調査⑥~

復活した女型巨人によって、リヴァイ班の精鋭たちは、次々に倒された。
仲間を信じた自分のせいと、覚悟を決めたエレンは、巨人化して戦うが、エレンは敗れ、女型巨人はエレンをさらった。


オープニング(自由の翼)


ミカサ「そもそも、あなたがエレンを守っていれば、こんなことにはならなかった」
リヴァイ「そうか…おまえはあの時の…エレンの馴染みか…」

どんな顔ですか、リヴァイ兵長!
「エレンのことを好きな女だな」ってことですか?(笑)

リヴァイ「目的を一つに絞るぞ。まずは、女型を仕留めることは諦める」
ミカサ「やつは、仲間をたくさん殺しています」
リヴァイ「皮膚を硬化させる能力がある以上は無理だ。俺の判断に従え。エレンが生きていることにすべての望みを賭け、やつが森を抜ける前に救い出す。俺がやつを削る。おまえは注意を引け!」

ここのリヴァイ兵長の言い方素敵。
ただ、エレンを取り戻すということを伝えるのではなく、「エレンが生きていることに賭ける」、「救い出す」など、ミカサの心にダイレクトに響く言葉選びをしているような気がします。
そして、アッカーマン同士の目の輝きが素敵。

リヴァイと女型の巨人の戦い。
兵長の目が赤く光っていて、剣の持ち方がリヴァイ流。
本気度が伺えます。

ミカサ「速い!速すぎて硬化で防ぐ暇もない!」

ミカサが説明してくれてる!
珍しい。

ミカサ「うなじが…狙える!疲弊してる…きっと動けない!殺せる!」
リヴァイ「よせ!」

ミカサをかばって怪我をするリヴァイ。
かっこよすぎますよ。
怪我をしながらも、そこから飛んで、女型の巨人の口を斬り、そしてエレンを救い出してるリヴァイ兵長って、どこまで強いんですか?(笑)

リヴァイ「おい!ずらかるぞ!たぶん無事だ!生きてる。きたねえが…。もうやつには関わるな!撤退する。作戦の本質を見失うな。自分の欲求を満たすことの方が大事なのか?おまえの大切な友人だろ」
ミカサ「違う…私は…」

ここもリヴァイ兵長の優しさを感じます。
「おまえの大切な友人だろ」
最初、リヴァイ兵長からこんな言葉が出てくるのかと驚きましたが、リヴァイ兵長のことを知ると、命の重みをわかっている人だから言えるんだろうなと思います。


壁内。

「エルドが戻ってくるらしいよ」「そう…」
「オルオのやる、うちに寄る暇あるのかな?」「作っとく分には構わないでしょ」
「グンタが戻りますよ」「そうか」

壁内にいるリヴァイ班の家族の会話。
切なすぎる。


調査兵団の亡骸が並んでいる。
兵長が部下のエンブレムを切っている後ろ姿に胸が痛みます。

コニー「いつまで生きてられっかな」
サシャ「とりあえずは、生き延びたじゃないですか」
コニー「とりあえずはな」
サシャ「良かったじゃないですか。生きてるんですから」
コニー「死んだやつらの遺体に向かって、そう言えるか…。もう国にはかえれねえかもしれねえな」

悲惨な状況であることがわかります。
コニーがこんなセリフを言うのが重い…。

兵士「ほぼ終わりました。回収不能が5体ほどありましたが…」
エルヴィン「一部でも無理か?」
兵士「巨人のせいで、回収できない者以外は…。あれならばむしろ、持ち帰らない方が遺族のためかと」
エルヴィン「行方不明で処理しろ」

エルヴィン団長が「一部でも無理か」と言ってる…。
自分の指示で死んでいった者たちを、できる限り回収したいと思っていることがわかります。

リヴァイ「死亡を確認したなら、それで十分だろう。遺体があろうがなかろうが、死亡は死亡だ。何も変わることはない」
エルヴィン「イヴァンたちは行方不明として処理する。これは決定事項だ。諦めろ」
ピーター「お二人には、人間らしい気持ちというものがないのですか!」

仲間にまでそんなことを言われてしまったら、辛すぎて吐くよ…。
もちろん持ち帰りたい気持ちはあるだろうけど、それよりも大事にしなければいけないのは、今いる人たちを死なせないで壁内まで帰ること…。


現在公開可能な情報

調査兵団の馬車①
工場都市特製の複雑なサスペンションが組み込まれた馬車。
サスペンションは超硬質スチールで作られており、工場都市以外では複製できない。
調査兵団の馬車②
調査兵団の馬に引かせた場合の巡航速度は時速20km程度であり、また、悪路でも石畳と変わらない走りを見せることが可能。


イヴァンの亡骸を回収したピーターたちが巨人を引き連れて来る。
馬で走っている時の兵長のサラサラ髪が素敵。

リヴァイ「遺体を捨てろ。追いつかれる。遺体を持ち帰れなかった連中は過去にもごまんといる。そいつらだけが特別なわけじゃない」

兵士たちが悩んでいる時に、リヴァイ兵長が自分の足を見て、「クソ」と言っているのが切ない。
おそらく、戦える体だったら追ってくる巨人を殺していたのに、今は怪我してるし、平地で立体起動が使えないから、勝つ可能性が少ない。
この方法しかないんだ…という気持ちが見えます。
そして、リヴァイ兵長が見送った、ペトラと思われる遺体…。
リヴァイ兵長の目が…。目が…切ない。
ペトラに対してどんな想いを持ってたのか…。

ピーター「リヴァイ兵長…自分は…」
リヴァイ「これがやつらの生きた証だ。俺にとってはな。イヴァンのものだ」
ピーター「兵長…」

リヴァイがエンブレムを渡す。
エンブレムには名前が書いてあるから、誰のものかわかるらしいですが、
私の中では、「ペトラのエンブレムをイヴァンのものとして渡した」という話にしたいです。
ピーターがイヴァンの亡骸を回収しに行くという選択を行ったことによって、巨人に見つかったし、さらにもう一人の友人と、たくさんの遺体を捨てることになってしまった。
ピーターは、この選択を一生後悔するようになってしまう。
それを少しでも後悔させずに、次の選択の判断材料にできるように、エンブレムを渡したと思いたいです。
それに、この後にペトラのお父さんと会った時の兵長の顔が、絶望に近いような顔に見えるんですよね。
少なくとも、ペトラからの好意は知っていて、大切に想っていたからこそ、家族のもとに何か少しでも遺せるものをと思っていたから、エンブレムを切っていた。
でも、渡してしまったから、手元にはペトラの生きた証が何もない…という顔なのではないかと思ってしまいました。


壁内に帰ってきた調査兵団。
町の揶揄に対して睨み付けるエレン。
しかし、憧れの眼差しを向ける子どもたちに気付き、目を伏せる。

ペトラ父「リヴァイ兵長殿!娘が世話になってます。ペトラの父です。娘に見つかる前に話してえことが…。娘が手紙をよこしましてねえ。腕を見込まれて、あなたに遣えることになったとか、あなたにすべてを捧げるつもりだとか…。ま、親の気苦労も知らねえで、惚けていやがるわけですわ。その…ま、父親としてはですな、嫁に出すにはまだ早えかなと思うわけです。あいつもまだ若いし、これからいろんなことが…」

切ない…。
まったく返事をしない兵長…。
父親の顔も見てない…。
どんな感情なのかな…。

今回の壁外遠征にかかった費用と損害による痛手は、調査兵団の支持母体を失墜させるには充分であった。
エルヴィンを含む責任者が、王都に召集されると同時に、エレンの引き渡しが決まった。


エンディング(great escape)


第22話。
前半はリヴァイ兵長の強さ、後半はリヴァイ兵長の優しさが見れるお話でした。
特に後半はアニメオリジナルのシーンだと聞き、胸が熱くなりました。
リヴァイ兵長の思いやりが溢れている…。
当たり前のように、家に帰ってくるだろうと思っている、リヴァイ班の家族が切ない。
リヴァイ兵長の、片目の描写や、ちょっと漏れる息などから、兵長が冷酷な人物ではなく、周りの人以上に優しさに溢れている人だということがわかります。
ペトラとのお別れは寂しい。
もっとリヴァイ兵長とペトラが喋ってるところを見たかったです…。

読んでいただきありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします!

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