見出し画像

「人柄」の価値が高まる時代に #EC夜会

5/15(水)の夜、「これからのブランドの『伝え方』」と題したイベントでモデレーターをしてきました。

私自身まなびがいっぱいのイベントだったのですが、特に印象的だったのはゲストの3名全員がとても自然体でSNSをやっていらっしゃるのだなと感じたこと。

SNSにまつわるイベントはどうしても『いかにフォロワーを増やすか』『どうすればバズるのか』といった話になりがちなのですが、お三方とも作り手と受け手をわけず、フラットな意識でお客様ともやりとりされている印象でした。

特に、最後の質疑応答タイムで3人とも『無理に増やそうとしない方がいい』というスタンスだったのは個人的にもとても納得した部分。

私も先に話題になってしまったがゆえの期待値コントロールの難しさや危険性についてはたびたびnoteで書いてきたので、お三方の姿勢にはとても共感しました。

特にプロダクトの場合は生産できる数とスピードに限界がありますし、一瞬話題になったからといって生産数を増やす投資をしてしまうと、飽きられて販売数が減少した場合に大きな痛手を被ってしまいます。

見つけてもらうのは大事だけれども、急に流行ってパッと飽きられるより、いいものを作り続けた結果じわじわと口コミが広がり、少しずつお客様の輪が増えていく方が健全だよね、と実践しているお三方がおっしゃっていたのはとても説得力がありました。

そして、個人的にもうひとつ面白かったのは、クリエイターとして思想を言語化しすぎることへの危険性についての話でした。

モノづくりをする人にとっては、デザインや創作の意図を先に『ネタばらし』しすぎることは受け手の解釈の余白をなくしてしまうし、ともすると思想の押し付けにすらなってしまうこともある。

だからこそ思想は自分が創り上げたもの自体から感じとってもらって、SNSでの発信はあくまで交流メイン、という切り分けは私も納得感がありました。

最近は思想やストーリーを伝えることが重視されていますが、伝えるべきはどちらかというと『人柄』なんだろうなと、お三方のお話を聞いて改めて思ったのです。

もちろん思想を発信してはいけないわけではなく、人柄の中に思想やストーリーも含まれているのではないかなと。

そして人柄は『伝えるぞ!』と意気込むものではなく、普段の振る舞いから自然に滲み出ていくものなのだと思います。

イベント中、関口さんが何度も『自然に』というワードを使われていたのが個人的にはとても印象的だったのですが、無理に作り込もうとしたり『正解』とされるやり方に則ろうとせず、自分がもっとも楽しく続けられる方法がその人にとっての正解なのだろうなとも。

すでにモノは飽和していて、全体的なクオリティも上がり、『どれもいいから選べない』状態になりつつあるあるからこそ、『なんとなくこの人が好き』と思ってもらえる発信の蓄積を『世界観』と呼ぶのかもしれないなあ、と思いました。

今回はそれ以外にも有料記事の販売や発信のポイントについてとても有益なお話を聞くことができ、早速『noteで発信してみたい!』とレポートをあげてくださった方がたくさんいらっしゃるので、ぜひ #EC夜会 のハッシュタグもチェックしてみてくださいね!

そして来週はこちらのイベントのモデレーターもやります!じっくりお話聞いてみたかったお二人なのでとっても楽しみ!残席わずかなので申し込みはお早めに!

カバー写真:stores.jp

★noteの記事にする前のネタを、Twitterでつぶやいたりしています。


この続きをみるには

この続き:0文字
この記事が含まれているマガジンを購読する
ひみつの話はマガジン内で書いています!月に3本以上読むならマガジン購読がお得なのでおすすめ🙆‍♂️

役にたつかどうかわからない余談のような話を中心に書いていきます。 主なトピックは小売や消費、店舗、そして文化について。 (Photo...

「余談的小売文化論」の内容に加え、限定のSlackコミュニティにご招待します!

消費文化総研

月額2,500円

「消費によって文化を創造し受け継いでゆくこと」を考えるコミュニティマガジンです。 有料マガジンの内容に加え、購読者限定Slackで議論...

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

いただいたサポートは、今後のnoteに生かすための経験や他のクリエイターさんたちへのサポートに回していきます!note内で優しい循環を回していきたい。

大吉!今日はとっても素敵な1日になるはず!
110

最所あさみ

Retail Futurist / curator。「知性ある消費を作る」をミッションに掲げています。 将来は世界一の店舗メディアを作る予定。noteの有料マガジン「余談的小売文化論」とコミュニティマガジン「消費文化総研」もよろしくどうぞ!

消費文化総研

「消費によって文化を創造し受け継いでゆくこと」を考えるコミュニティマガジンです。 有料マガジンの内容に加え、購読者限定Slackで議論を深めることができます。 【コミュニティマガジンでできること】 ①Slack限定コンテンツの閲覧 →Twitterやnoteに書いていない...
1つ のマガジンに含まれています