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対症療法かインクルーシブか?

埼玉23年度に開校!特別支援学校と分校3校 知的障害ある子の特別支援学校、過密続く…28年にピークか

記事を読むと、人口が多い地域を中心に特別支援学校の過密状態があり、その緩和のためとも読み取れます。
新たな特別支援学校を開校するよりも、既存の高等学校の中の空き教室の有効活用も兼ねての分校推進はありなのかもしれません。
ただ、小規模とはいえ新たな学校が入る訳なので、先生の数、教室の数、体育や音楽などの教室の確保や融通、特色ある特別支援・職業の授業ができる物理的環境を確保するのは容易ではない事が想像されます。高等学校とのやりくりが大変そう。

分校が入る事での双方のメリットはありそうです。
高等学校側にも特別支援を必要としている生徒、手帳を持っている生徒もいるかもしれません。相互交流は、通常学級の中で取り残されてしまった生徒に必要な支援が届く可能性が広がります。

過密状態を逆手にとって、D&Iや就職に向けた教育の推進ができるように、幅広い対応の権限を、各分校の先生方に持ってもらえる事を期待しています。

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