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Small World/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。


第36弾は

Small World

2013年2月6日発売されたのシングルで、
アニメ宇宙兄弟のオープニングテーマになった曲。
同年の3月6日に発売されたアルバム
VOYAGERにも収録されています。

スペイシーなシンセサイザーの音と
ギターのジャーンという音から始まり、
駆け出したくなるようなリズムに
気持ちも前に押し出してくれるような曲です。

MVの宇宙感や、角張った世界観も見所です。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

これは「徒然モノクローム」を作った時のデモに入っていた曲で、 形にはしたいと思ってたんですよ。 で、アルバムを録る際どの曲をプリプロでやっていこうか?って話してた時に、『宇宙兄弟』の話をいただいて、この曲はぴったりじゃない?って話になったんです。 ちょっとスペイシーな部分や、途中でボコーダーがかぶってくる部分をあとで考えましたけど。 この曲は、間奏のスライド部分のコード進行がやたら気に入ってますね。 Bm ・Em・C・D・D (onC) っていう普通の進行なんですけど、この流れを聴いているだけで、ちょっとワクワクするなと思っていて。(山内総一郎)

ギターマガジン2013年4月号より

曲のモチーフ自体は前からあったんですけど、 お話をいただいて合いそうだなと思って。 曲自体が元々オープニング感がすごいあって。 結構爆発力があるんですよね。 イントロからジャカジャーンっていう ギターが入ったり。 で、ドンドコドンドコいってるリズムがあって、ぐんぐん突き進んでいくイメージがあったので。(山内総一郎)

MARQUEE  Vol.95より


この曲のデモができたのは「徒然モノクローム」とか「流線形」と同じ時期で、この体制になってからの最初のシングルをどうするか? っていうタイミングだったから、突き抜けたいとか、広がりを持たせたいとか、そういう思いは高まっていたんでしょうね。あとは、この体制になって初めて作ったアルバム『STAR』を出して、ツアーを廻って、お客さんの顔を見て勇気をもらえたところもあったので、そういう気持ちがドーンと出ているとは思います。(山内総一郎)

Fanplus musicより

『宇宙兄弟』のお話をいただいて、もともとワンコーラスだけがあったこの曲の歌詞を書いてみることにして。(山内総一郎)

Talking Rock!  No.042 2013年4月号より

『宇宙兄弟』の世界を頭に描きつつ、それぞれに歌詞を書いて。(加藤慎一)

Talking Rock!  No.042 2013年4月号より

合わせてみたら、結構みんな一緒の内容だったのがおもしろくて(笑)。(山内総一郎)

Talking Rock!  No.042 2013年4月号より

そうそう(笑)。だからブレることなく、すぐにまとめて書き上げた感じですね(加藤慎一)

Talking Rock!  No.042 2013年4月号より

2011年の暮れ、「ホシデサルトパレードTOUR」の直後のデモ聴き会に総君が持ってきたワンコーラスのデモがこの曲の原型でした。タイミングがあったら形にしたいと思っていたところ、TVアニメ「宇宙兄弟」オープニングテーマの話があり、そのイメージをふまえて一気に作品として完成させた曲です。元々原作コミックを読んでいた加藤さん、1日で全巻を読破したという総君をきっかけにチーム・フジファブリックに「宇宙兄弟」ブームが訪れ、”Light Flight”ツアーでは楽屋に全巻常備されておりました。空にズンズンのぼっていくような、力強く突き進むビートと広がっていくメロディーがとにかく印象的です。オープニング用の89秒サイズを作っている時、YouTubeにある過去のオープニング映像と音を合わせてみて、ロケットが空へ突き抜けるイメージを確認しながら構成を考えたりもしました。ちなみにアルバムでは、前曲「こんなときは」のエンディングからのスペイシーな流れも聴きどころのひとつです。

アルバム VOYAGER ライナーノーツより


私がこの曲を初めて聴いたのは
2012年の秋のLight Flightツアーで、
自分勝手エモーションと一緒に、
ライブで初出しとして演奏されていました。

アルバムの曲の
自分勝手エモーションと比べると
かなり前向きな曲。
メジャーコード曲となっています。

この曲の特徴の1つとして
Cメロの歌が呪文のような、
カタコト言葉みたいな歌い方をしていて、
最初聴いた時は
“なにコレ”な気持ちになりました(笑)

でも、このヘンテコな部分があるから、
フジファブリックらしさを感じたり、
最後のサビが壮大な曲の広がりを
感じる要素になっているのだと
今は思っています(笑)


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になるので、
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけたら幸いです。


Small World 1番の歌詞解釈

昔描いていた自分がなりたい姿も
毎日過ごす中で、思い出せなくなった。
自分になかったものは経験値だけだったのか、
今でも謎のまま過ごしている。

その時に知ろうとしていたことを
探していたけど、無限にありすぎて、
探すことができなかった。

「人生は一度きりではないよ。
自分がなりたい姿を忘れないで、
諦めないで。」と過去の自分に
今の自分が問いかける。


Small World 2番の歌詞解釈


君は先に夢を叶えてしまった。
私はまだそこまでたどり着けていない。
果たせないままになってしまうのか。

「このままではダメだ。終われない。」
そう自身に言い聞かせて奮い立たせる。

君と一緒に描いた夢。
叶えるために諦めないよ。
きっと叶うと信じて
夢を掴みにいくよ。


Small World Cメロ、ラストサビの歌詞解釈


少しずつ夢に近づいている。
君も気づいているかな?
それに気づいてくれる時には、
自分が夢を叶えた時。
それまで何があろうと諦めないよ。

まだ叶うまで遠い夢。
壊れることがない夢だから、
叶えたい気持ちを忘れないように
諦めないで前に進むよ。

・・・

過去に描いた未来の自分の姿を
大人になり、忙しい日々を過ごして
忘れていたけど、夢を叶えた友人を見て、
再びなりたかった夢へと向かい出す。
みたいな解釈です(笑)

先程言っていたCメロの呪文みたいな
歌い方の歌詞のロケットは夢のことなのかなと
勝手に解釈しました(笑)
何しても壊れないくらいの意志なのかなと。

1番のサビは過去、2番のサビは現在、
最後のサビは未来のことを書いてるように
感じました。

加藤さんが書いた
フジファブリックの歌詞で以前、
プレリュードを紹介しましたが、
あれも現在、過去、未来と
入れ替えているけど、時の流れの構成を
作詞し始めてから間もない時から
書いていたんですね✨


原作は読んではないのですが、
宇宙兄弟の世界観を歌詞にすると
こんな感じなのかなと思いました。


個人的な話


バンドサウンドではとてもスペイシーな
Small Worldですが、
2020年に行われたアコースティックライブの
バージョンではしっとりした感じから、
盛り上がる曲のアレンジもまた必見でした。

公式のyoutubeで徒然モノクローム
カンヌの休日と共にアップされていたので、
是非とも見てみてください☆↓

Small Worldは5:30から流れます✨↑



いかがだったでしょうか✨
Small World
紹介させていただきました✨

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださったらとても嬉しいですし、
あながち私の言うてること間違ってないな〜
なんて思ってもらえたら幸いです♡

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います☆


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