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アニメ映画「すずめの戸締り」感想。次へ繋がる鍵

予告


あらすじ

静かな町に住む17歳の鈴芽=“すずめ”は、ある日扉を探しているという旅の青年に出会う。彼を追ったすずめは、山の廃虚に佇む古い扉を見つける。やがて日本各地にある扉が開き始め、その向こうから訪れる災いを防ぎに、すずめは扉を閉める旅に出ることに。
情報提供:ぴあ

はじめに

色々と省略すると鍵を開けて、閉めるお話です。
「戸締り」「行ってきます」が個人的なこの映画のキーワードだと思いました。

細かい考察などはしません。
私が見て、勝手に感じたことや考えたことです。

ネタバレも含むかもしれませんのでまだ未視聴な方はお気をつけください。


鍵をかける行為とはなんなのか

忘れる=鍵をかけるだと考えました。

忘れることで、記憶や思い出に忘却という名の鍵をかける。

中の記憶が強ければ強いほど、鍵は壊れ溢れ出します。

忘れたくても忘れられない記憶とはそういうものかもしれません。

繋がる鍵


ですが自分から開けることもできます。
鍵はいつでも自分の中にあるからです。

ふとした瞬間にその鍵の存在を思いだします。

鍵を使い開けることができた瞬間、忘れていた記憶や思い出が溢れ出します。

忘れていた大切なものが見つかるかもしれません。
そこで見つけたものが、次への扉を開ける鍵になっているのかも。

逆に辛い過去だから、と言ってまた鍵を掛け直してしまうことも。
でもいつかは向き合わなければならない事がやってきます。

辛い過去ほど、簡単に溢れ出しますから。

行ってきます

ですがそこから出てきたものが悪いことだとしても、辛いことだったとしてもそれと向き合うことが、次の成長や次の一歩に踏み出せる鍵探しに繋がると私は思います。

どちらにせよ、鍵をかけたものと向き合うことが必要です。

折り合いをつけ、「行ってきます。」と余裕ありげに告げることができれば、少しは成長できた自分になれるのではないでしょうか。

昔よりかは、少し上向きな気持ちで生きれる気がします。

自分の人生を切り開く鍵はいつでも自分が持っているのかなと思わせてくれました。

挑戦するという万能鍵を持っている事をお忘れなく。

今日は何を開けましょうか。


最後まで読んでいただきありがとうござました。

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