「デイサービス5選」って何⁉ デイサービス戦国時代の注目事業所は?
いつもお読み頂きありがとうございます。今回の記事は3月15日にオンラインイベントとしていよいよ発表となる2023年の「デイサービス5選」についてご紹介します。昨年(2022年)も多くのメディアで取り上げられた㈳日本デイサービス協会主催のイベントです。
◆デイサービスの社会的役割
デイサービスの社会的機能と使命は、少子高齢化が進んでいる日本の中でとても大きなものです。記憶に新しいのは、現在も社会混乱を引き起こしている2020年から拡大した新型コロナウィルス感染症により、ソーシャルディスタンス(本質的にはフィジカルディスタンス)が叫ばれ、人流抑制策の提唱で皆が自宅に閉じこもりました。
基礎疾患を持った高齢者は、重症化リスクが高く感染予防としてほとんどの方が不安な中、生活における活動を停止せざるを得ない状況が続きました。特に2022年4月に発せられた緊急事態宣言(第一回)4月~5月頃においては、正体不明なウィルスと言うことでその影響は極めて大きなものでした。
デイサービスを利用される要介護高齢者の多くは、利用を自粛し身体状況の悪化、そして認知症状の著しい進行が社会問題になりました。
どんな対応・対策が正しかったのかは、誰もわからない状況でしたが自宅へ閉じこもり、社会的なつながりが分断されてしまうことは要介護高齢者の在宅生活を継続していくという意味においてデイサービスの利用を制限することは大きなマイナス要因になることだけは明らかになりました。
コロナ感染拡大の波は第6波、7波、8波と繰り返し社会に大きな影響を及ぼしています。ようやく、落ち着きを見せつつあると信じたいですが基礎疾患、免疫力の低下している高齢者にとっての脅威はなくなるものではありません。
そんな高齢者の在宅生活を支えるデイサービスは社会インフラとしてとても重要なサービスの1つであることは間違いありません。
◆日本デイサービス協会の活動
そんなデイサービスは3年ごとの介護保険制度改正の度に介護報酬だけでなく大きな役割の変化を求められてきました。
社会環境も激変していく中で日本デイサービス協会では、デイサービス事業者だけでなく実際に利用されている高齢者の声を拾うべく広く調査を行い調査結果の公表や関係諸団体と連携した政策提言や声明を出してきています。
他にもデイサービスを取り巻く厳しい環境を打破すべく、運営課題等を解決するための無料でセミナーや勉強会を毎月開催しております。
間違いなく次回2024年の介護保険改正の後も大幅な改革が進んでいくになると思います。そのような背景から日本デイサービス協会では、好事例の取組を協会として推薦し、ご紹介するイベントを開催しています。
私も理事の一人として、大同団結の意義を痛感して活動に参画しております。
◆デイサービス5選 コンセプト
◆1831事業所エントリー
有難いことに全国のデイサービス1831もの事業所にエントリー頂きました。昨年同様、協会理事メンバーによる1次審査にて16事業所を選出。有識者による2次審査にて5事業所が選ばれます。
2023年の1次審査においても、どこの事業所も利用者に対する想いは強く、独自の取組をされていて審査は困難を極めました。1次審査はエントリーシートの評価ですので、なかなかうまく表現できていない事業所があることは否めませんが、一定の基準のもと選出されています。
◆5選発表は3月15日!!
いよいよ3月15日(水)18:30、いよいよ1831事業所から選出された5事業所が発表されます。
2次審査も混迷を極めたと聞いておりますので、どの事業所が選出されるのか楽しみです。理事の私も結果を知らされていないのでドキドキです。
当日は、事業所様のプレゼンテーションにより取組事例の詳細が分かります。当社においては、全事業所勉強会の形式でメンバーでその取組についてディスカッションしていく予定です。
完全オンラインイベントかつ無料で視聴できますので、是非この機会を逃さずご参加ください。視聴申込はこちらから!
介護業界に身を置いて早20年となりますが、全国にはまだまだ私の知りえない素晴らしいデイサービスがたくさん存在することを知りました。2023年を象徴する顔に選ばれたのデイサービスの可能性を一緒に垣間見ましょう!
介護は、突然私たちの生活に大きなボリュームでやってきます。誰しもが通る道として興味・関心を持つことで少なからず準備ができるものですので、この世界を覗いてみて下さい。
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