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HSPと統合失調症の違い3選

こんにちは!しらすです!

今回はHSPと統合失調症の違いについて書いていきたいと思います。

まずHSPと統合失調症について簡単に書いた後、両者の違いを紹介します。

*私は専門家ではありません。この記事の内容はあくまでも個人的な意見としてとらえていただきたいです。


HSPとは

HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、人一倍敏感な人という意味です。

程度に差こそあれ、5人に1人がHSPの気質を持つと言われています。

気質なので治すことはできません。最近はその気質をどのように生かすかを考えられたらいいなあと思っています。


HSPにはこんな特徴があります。

・大きな音が苦手

・五感が鋭い

・共感能力が高い

・生産性が高い

・すぐにエネルギーが切れる

・他人に言われたことを何日も引きずる

・思考が深い

・意思決定が遅い

などなど、SNSが発達した現代では生きにくいと言われています。



統合失調症とは

統合失調症とは、考えや感情をまとめにくくなる脳の病気です。

100人に1人の割合で患者がいるとされ、決して珍しくない病気です。

脳内の神経伝達物質であるドーパミンの量が多くなることで、症状が現れると言われています。

日常のストレスや遺伝も原因と考えられています。


症状は大きく3種類に分けられます。

・陽性症状:幻覚、幻聴、妄想

・陰性症状:気分の低下、意欲の低下、感情の鈍化

・認知機能障害:注意力の低下、記憶障害


症状の経過は次の4期を辿ります。

・前駆期:症状が現れ始める、不安などストレスがかかる

・急性期:陽性症状が現れる

・休息期:陰性症状が現れる

・回復期:病状が安定していく、リハビリを行う


寛解しても再発防止のため、ゆっくりと治療と向き合っていくことが大切にです。



HSPと統合失調症の違い

①両者とも刺激に敏感だが、統合失調症は妄想に発展しやすい

両者とも刺激には敏感です。

HSPの敏感さはポジティブなものにもネガティブなものにも現れます。

HSPの気にしすぎさは敏感すぎるが故に起こることなのです。


一方で統合失調症では、「周りの人全員が自分の悪口を言っている」と思うなどの事実ではない妄想を信じ込みやすいという点があります。

ポジティブかネガティブかに関わらず、統合失調症では症状が出てしまうのです。買い物なども一人では行けなくなったり、イヤホンで幻聴をシャットダウンすることはできないです。


②自覚があるかどうか

HSPの人は自分が敏感で繊細であるということに気付いています。

それが、他の人と違っておかしいと感じてしまう場合でも、他とは違うんだということはわかっています。

自覚があるからこそ、対処法を考えることができて幸せに生きている人もいます。


統合失調症は自覚がないことも多いです。私自身も統合失調症だと診断を下されるまではうつ病とか適応障害なんだと思っていました。びっくりしたのを覚えています。

自覚がないため、異変に気付けず、発見が遅くなることもあります。また、周りからは病気ではなく、単におかしくなっただけだと思われる場合もあるため、気を付けなければなりません。


③頭で考えているか、頭の中で声がするか

HSPの人は頭で深く考えて情報を処理するのが好きです。

人一倍脳を使って思考を巡らせて一つの解を出したり、意思決定をしたりします。意思決定が遅いという欠点もありますが、よりよい決断を下せるというメリットもあります。

これらはあくまでも、脳内で意識下あるいは無意識に行われます。


しかし統合失調症の場合、頭の中ではっきりと声がします。幻聴というものです。無意識に脳が働いているという面では同じかもしれませんが、明らかに他の人には聞こえない声が聞こえます。

頭をフルに使って考えるのではなく、自然に幻聴が聞こえてくるのです。


ここまでHSPと統合失調症の違いを私なりにまとめてみました。

見分けるときの参考になれば嬉しいです。

では今回はここまで。ではまた!

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