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うつ病で体験したことをお話しします

こんにちは!しらすです!

本日は過去に経験した、うつ病について書いていきたいと思います。

経験談が多くなりますが、何かの参考になれば幸いです。


簡単に自己紹介

私はHSPであり、統合失調症で現在闘病中です。

今はまだ完全回復とは言えなくて、仕事もリハビリ出勤中です。

そして高校1年生のころ、うつ病を患いました。人生でいちばん辛かった時期です。

この記事の内容も重めになるかもしれません。暗い話は読みたくない!と思ったら離脱してもらってかまいません。


うつ病になったときの話

私は高校に入学して1か月ほど経ったころ、新しい環境でストレスに耐えられず、ある病気を発症しました。

それが原因で高校に行きたくなくなり、精神的にもどんどん削られていきました。

病院を転々として心療内科でも診てもらいましたが、そのときの先生の薦めで次に精神科にも通い始めました。

たしかその頃から保健室登校になり、授業を受けることもできなくなりました。

精神科では軽度のうつ病だと診断されましたが、薬は8錠くらい飲んでいたと思います。薬の副作用により日中に眠気が強く、授業に出れたとしても内容は頭に入ってきませんでした。

単位制の高校だったので、週1しかない授業にはなるべく出席して単位を取っていく流れでした。クラスにいるときは本当にいるだけで何もできませんでした。保健室に行っても寝てばかりいて、身体が休息を必要としていました。

気付けばある病気のことも馬鹿にされ始めるようになり、ハブられるなどのいじめも受けました。なので、友達は1人もいませんでした。信じられるのは自分だけ。そう思っていました。


精神科も遠いところにあったので、親に連れて行ってもらわなければ行けなかったところでしたが、ある日突然親の独断で「あの病院には行きたくない」と言われ、連れて行ってもらえなくなりました。

私の意見なぞは聞いてくれず、次の病院を探してもらえず、辛くて高校に行きたくないときも気持ちを分かってもらえず、行きなさいと怒られることも何度もありました。

担任の先生の前で、親に馬鹿にされたこともあって、そのうち自分には味方が誰もいないんだと思い込み、どんどん自分はいらない存在なのだという気持ちを強めることとなりました。

そしてついに自殺しようかなと思うようになり、2回行動に移そうと包丁を持ったことがありましたが、死ぬ勇気もありませんでした。


少しの希望が見えた

そんなこんなで辛い時期を過ごしていたのですが、高校2年生になって担任の先生が変わりました。その先生は保健室の先生に私のことを「よろしくお願いします」と頭を下げてくれました。

そのとき思いました。「この人に迷惑をかけたくない」と。その出来事が私の気持ちを入れ替え、どんどん行動できるようになっていきました。授業にも出るようになり、いつの間にか保健室登校から抜け出していました。

部活にも行き、顧問の先生に助けてもらいながら年に一度の演奏会の準備も周りに心配されるくらい集中して取り組みました。


うつ病からの回復

私を救ってくれたもののひとつに部活がありました。音楽に熱中していられることも事実でしたが、逃げ場でもありました。これさえやっていればなんとかできる。音楽が私を救ってくれる。そう思っていました。

ただ、私は誰かに馬鹿にされるのが怖くて、宿題にも真面目に取り組まなくなっていったり、自分のことを責める気質は変わりませんでした。

それは今でもちょくちょく現れるのですが、なんとかコントロールできている状態です。


回復してくると自分から行動できるようになり、不器用な自分なりに高3で部活を引退してから受験勉強も頑張りました。朝は7時半に高校に着いて、帰りはたしか18時の最終下校時間まで居残っていました。

このときは親からのプレッシャーが半端なく、ここでも潰れかけていたのですが、これは別の機会に話そうと思います。


うつ病って辛い病気。だけど行動すればいずれ良くなる。

うつ病って怖くて辛い病気です。人を殺すことだってあります。私のように家族からの助けを受けられない人がいたり、周囲に共感してくれる人がいないと余計に悪化してしまいます。

けれど、自分の気持ち次第でどうにかすることもできるのも事実です。

私は猛スピードでいろんなことを耐えたりして回復してきましたが、ひとそれぞれのペースでいいのだと思いますし、なんせ私のやり方はおすすめできません。

私が回復できたのは、「周りの人に迷惑をかけたくない」と「周りからいじめられたくない」そんな思いからだったからです。まさに他人軸だったのです。自分のためなんて考えていませんでした。おそらくその時は仲間が欲しかったのかもしれません。

個人個人のペースでできることからやっていく。うつ状態がひどい時は、身体が休養を必要としているのだから、ゆっくり休む。そうやって、身体に逆らうことなく必要なエネルギーを蓄えていけば、いずれどん底からは抜けます。


みなさんの辛い思いが少しでも休まりますように。


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ではまた!

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