《CSCS講座⑻》生体エネルギー機構

今回は「生体エネルギー機構」についてです。

こういった生理学の分野はその複雑さゆえに、苦手意識を抱えている方も多いです。

一度ですべて覚え切ろうとせず、何度も繰り返してインプットしていくことが大切です。

<生体エネルギー>

「生体エネルギー」というのは、体内におけるエネルギーを作り出す流れのことです。

もっとシンプルにまとめると、食事で摂取した3大栄養素からのエネルギー変換と考えることもできます。

反応の種類は、大きく分けると以下の2つです。

◎異化=大分子から小分子へ(エネルギーの放出)=発エルゴン反応
◎同化=小分子から大分子へ(エネルギーの吸収)=吸エルゴン反応

基本的には異化によってエネルギーが生み出され、同化の際に利用されます。

これら全ての反応を「代謝」といいます。

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