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医療現場の思考実験No. 15 ~解毒剤~

「思考実験」とは?

頭の中で推論を重ね、自分なりの答えを導く事です。答えが出なくても、そこまでの過程がとても重要だと思っています。
頭の中がLaboとなり、たくさんの実験を重ねる。
誰でもどこでもいつでもできる、頭ひとつあればできる実験なんです。
詳しくはWikipediaをどうぞ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%9D%E8%80%83%E5%AE%9F%E9%A8%93

医療現場に限らず、予期せぬ事態にぶち当たることがあります。
いきなりその問題を解決することは難しいかもしれません。
ただ、日々色々なことを想像し、自身の考えをまとめておくと、
急な選択を迫られた時に、自信を持って選ぶことが少しでもできれば
自分なりの正しい道を進むことができるのではないでしょうか。

というわけで、色々なお題を通して、思考実験を行うことで
自身を知り、様々な場面に対応できる力を鍛えておきましょう。

そしてもう一つ思考実験を行うことで重要なことがあります。
それは、同じお題でも様々な考え方がある事を知ることです。
様々な意見を知ることで
自分の”当たり前”が当たり前でなく、固定概念を崩すことが、
他者の理解へと繋がり、自身の考えの幅を広げるきっかけになればと思います。

私が”思考実験”が大切だと思った話は以下の記事にも書いていますので、
↓もご参照ください。

https://note.com/rabi4rtoa/n/ndbe1bbf14a05

では、前置きはさておき本日のお題に行きたいと思います。

解毒剤

ここは救急病院。なんと毒キノコによる食中毒で20代の大人と3歳から7歳の各年齢一人ずつ、合計6人の人が運ばれてきた。しかし、あいにく解毒剤は大人一人分しかないのだ。子どもに分ければ3人分だ。
さぁ一刻の猶予も許されない。あと10分以内に投与しなければ全員が死んでしまう。決めるのはあなただ。
どのように、何を優先して、誰を助けるか。誰も助けないことも選択肢として入るのだろうか?

もしもの時、全員を助けられないこともある。命に優先順位を決めないといけない時がもしきたら、あなたの価値基準はどうなるのだろうか?

今回は以上です。是非コメント欄でみなさまの考えを書いていただけると幸いです。


ただ、他の人のコメントを否定することはしないで、自分の考えを述べていただき、色々な考え方があるんだなと言うことを知っていただければと思います。

読んでくれてありがとうございます。今の所好きなことしか書いてません。テーマをコメントに書いてくれたら、それについて書きます。その他のコメントも頂けたら嬉しいです。SNSで紹介してくれるとさらに嬉しいです!結局書いたら誰かに読まれたいってもんですからね私。