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憧れ

僕は中学2年生で片頭痛を発症し、
3年生に上がるころには慢性化してしまいました。

なので当然学校に行けない日々が続いていましたので
基本的には自宅で生活をし、
外との交流は最低限の形となってしまいました。


学校へ行ったとしても
みんなが楽しそうに叫んだり笑ったり怒ったり…
そんな声すらもある一定の大きさを超えると
片頭痛を誘発する原因になっていたので、
クラスへ顔を出すことも許されない日が多かったんです。

学校は集団での生活なので授業中でも
自分一人が気を付けても
何かの拍子に先生が怒ったりするとそれでもOUT。


なので基本的に学校へ行くことが出来たとしても
相談室または保健室などで
とりあえず出席日数を稼ぐためだけに通ってた所があります。

そんな生活をしていると離れた所から
休み時間などにみんなの楽しそうな声が聞こえてくるんですよね~


ちょっと羨ましかったです(笑)


僕の頭痛の調子が動けるか動けないかの話だったので、
受験とか考える余裕も当然なくて、
受験シーズンのみんながピリピリとした空気感も感じることは
最後までありませんでした。

片頭痛を発症する前までは、
「高校に上がったら友達と
学校の帰りに買い物やカラオケとか遊びに行ったりするのかな~♪」

とか想像していたけど
それは夢のままおわり
高校時代も学校に出席することが基本的に難しかったので
ひたすらレポートを提出する日々でした。


いわゆる『青春』という部分が
ごっそりと抜け落ちてしまった自分の人生としては、
今があるのは片頭痛のおかげであると自覚しているから
片頭痛を恨むことは絶対にないけど、
だけどやはり憧れのままで終わっている部分も多くあると感じます。

学生が自転車で友達と喋りながら帰っていたり
どこかの店で高校生が友達といたり。


そんな様子をみると
楽しいだろうなぁ~と和む気持ちもありながら
その裏側ではほんの少しだけ。
寂しくもなります。


だからこそ今、普通だったらそんな
当たり前にありそうなシーンを経験している人は
その現状があることを幸せに感じてほしいなと思うんです。

決して当たり前で起きている事はないのだと。

僕の経験を通して伝えられることと言えば
「学生時代は一瞬で終わり
残りは社会人としての生活になるから
どんなにバカな事しても許される学生時代に全力で楽しめ。」

その現状の幸せを感じてもらう為に経験をして
メッセンジャーになっているのかもしれません。

もちろん社会人になったら楽しくない地獄なのかと言ったら
全然そういうわけではありません。
それぞれの幸せの形があると思います。
ただ、『学生』というモノはその瞬間だけのモノだから
その経験を大切にしてほしいと思うからなのです。


僕のお気に入りのアニメで『ReLIFE』というものがあり
「現状に、こんなはずじゃなかったと感じる人たちが
1年間だけ高校3年生に若返り、
高校生活をやり直してみませんか?
本当の学生に混じるので影響を与えないよう、
卒業をしたらその本物の学生たちの記憶からはアナタの存在が消されます。」

というモノ。
僕のように学生時代に未練がある人や
今のコロナ禍で制限され続けている学生たちには
刺さる方もいるんじゃないでしょうか。

興味のある方は是非みていただきたいです(笑)


なんとなく今日は過去を振り返りたいと感じたので
今感じている想いを書いてみました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次のブログでお会いしましょう(*>∀<)ノ))★

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