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課題解決を 可視化と共助でエンパワー し続ける

「社会的弱者、マイノリティ、被害者といった声をあげづらい方たちに関する社会課題を、テクノロジーの力で解決する」という弊社の理念。

 <参考記事> 
 「わたしが声を上げるとき」
   https://note.com/qccca/n/ne4a2ad4e6b7a
 社会の不都合や不条理が生み出した"ラベル"”被害”生きづらさ
   https://note.com/qccca/n/nf432b1671b7a

それを具現化すべくまず初めにリリースしたのが、経験共有コミュニティ「QCCCA」(以下、「キュカ」)でした。2019年1月17日のリリースから2020年5月10日にサービス停止までの間、運用には実に28名のキュカッチ*が携わっていました。

*キュカッチは、キュカチーフの略で、「誰にも言えなかった悩みを
  相談できる」ようになるために質問者やコメント共有する方の手助け
  する役割を担っていました。また、悩みに対して心ないコメントがされ
  ないよう、コメントチェックも。
  リリース当初のキュカ(α版)では、誰でもキュカチーフになったり/
  やめたりできたのですが、最終的には、理念に共感してくださった個人
  や団体の方がキュカチーフとして活動していました。

ハラスメント、差別、人権問題、の解決のために立ち上げた「キュカ」

「キュカ」の特徴は何といっても、代理質問・代理コメント。
質問者とそれに対するコメントをしてくださる方の間にキュカッチが入り、代理者としてそれぞれ質問とコメントを「キュカ」に投稿しました。
運営開始から2年強、多くの方からの質問とそれに対するコメントをありがとうございました。

本記事の最後に掲載した集計結果からもわかるように、多くの方の誰にも言えない悩み、そしてそれが様々な社会問題ともリンクしていることは明らかです。

<参考>

※キュカに寄せられたコメントで、特に「ハラスメント」が前面に出たタグ(数字は回数)

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 ※上記以外で、2回以上使われたタグ

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課題解決に欠かせない2つのこと
社会課題解決に取り組んで2年。欠かせないファクターだと思ったことは2つです、可視化の上で、データをエビデンスとした仕組み(法律や公的フローの改善)と、文化(人々の意識や習慣)の変容です。世の中の仕組みが変えた上でドライブしていくためには両輪が回っていくことが欠かせないと感じています。


【ひとりじゃないよプロジェクト】への協力と、共助のための次の仕組み

こうした課題や問題に対し、弊社はより大きな視点で、大きな共助の流れを生むべく、社会的弱者・困窮者支援の一助として、すでに先行して【ひとりじゃないよプロジェクト】への協力と、共助のための次の一手の準備に取り掛かっています。
次の展開は、今後のサービスリリースをご期待ください!