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息子から学ぶこと

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子育てをする中で考えたこと、感じたことのマガジンです。
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#毎日note

3歳次男の絵を描くのが楽しい気持ち

毎日、保育園から帰ってきた3歳次男のリュックにはたくさんの作品がはいっている。 たくさんのお絵かきした紙や、ノリやハサミをつかってつくった工作物。 こんなに毎日書いたり作ったりしているんだなぁと思う。 毎日みていると、少しづつ描くものが変わっていくのがみえておもしろい。 クレヨンや色鉛筆をつかって描くことが楽しくて線を書いていた時代から、描きたいものがでてきて車や電車(本人の説明によると)を描くようになり、車や電車を丸や四角で表現するようになる。 ぐるぐると書いてい

考えていることを伝えること

小4長男と話していて、彼が自分の考えたり感じたことを言葉にして伝えるのがうまくなったなぁと思ったからそう伝えたら、「思ったことをすぐ言うのと、そうじゃないのはどっちがいいの?」と聞かれた。 おもしろい質問だなと思った。 どう思う?どっちだろう?と、ふたりでいろいろと話をした。 長男が「いまぼくは何を考えてるんだろうって考えたりする」と言っていて、変なところ似てるなぁと思う。 こんな話を、こんな風に、一緒に話せるようになったんだなぁとなんだか成長を感じる出来事だった。

相手の話したいタイミングで、聴く

小4長男がフリースクールから帰ってきたら、会議中でなければ玄関に顔を出し「おかえり!」と迎えるようにしている。 ちょっと休憩なタイミングであれば、「今日はなにしたの?」というような話をすることもある。 帰ってきて、「今日さ!」としゃべりだすような日もあれば、なにか質問を投げかけてもゲームをしながら「んー」という返事しか返ってこない日もある。 帰ってきてあまり話をしない日でも、そのあと急に私が仕事をしてる部屋にやってきて「今日さ…」と話し出すときもあれば、お風呂あがりにず

フリースクールに通う小4の息子が、絵画展にインスパイアされてLINEスタンプをつくった話

小4長男が「観にいきたい」と言うので家族で「成長する絵画展」を観に行った。 「成長する絵画」は、脳性まひ、肢体不自由の若者たちが独自の造形表現を続けているアトリエでのグループ展で、長男が通うフリースクールの先生の息子さんの作品も展示されているとのことだった。 長男は小1の頃から自分で描いた絵のお店を運営していることもあり、車椅子に乗りながら作品をつくっているそのお兄さんになんとなくの親近感とリスペクトを感じているようだった。 当日作家さんが在廊しているかはわからなかった

小4長男がフリーマーケットで手作りぬいぐるみの販売を通して得ている体験

フリースクールで行うフリーマーケットに向けて、一生懸命、手作りのぬいぐるみキーホルダーをつくっていた長男。 「パパとママも買いに来ていいよ!」と来てほしそうに言われたので(笑)、夫と休みを合わせてフリーマーケットに行くことにした。 フリースクールに向かって歩いていたら、見覚えのある顔がこちらに向かって歩いてくる。 ちょうど街にフリーマーケットのチラシ配布くばりに出かける長男だった。 聞くと、フリーマーケット用に作った手作りのぬいぐるみがフリーマーケットが始まる前、朝の

小4長男が店長としてつくった手作りぬいぐるみ

我が家の小4長男は、小学生をしながら自分が描いた絵のグッズのwebショップの「店長」もやっている。 そんな店長はここ最近、フリーマーケットで出品するために手作りのぬいぐるみをずっとつくっていた。 5歳の頃に自分で型を描き、はじめて針と糸をつかってつくったぬいぐるみ「くーま」 その後、どんどん仲間が増えていたわけだけど、 今回は、 ・サイズを小さくしてキーホルダーにする ・袋にいれる(少し前にお客さんとして行ったフリマで袋に入ってると商品っぽくみえてかっこいいねとなった

書くことが好きになる分岐点

フリースクールから帰ってきた小4長男と話していたら「今日作文でじいじの家に行った話を書いたよ!」らしい。 フリースクールでときどき作文を書いているのは知っていたけど、作文に苦手意識のある長男が自分から作文の話をするのはめずらしい。 なんとなく、ちょっと聞いてほしそうな雰囲気を感じたので「どんなこと書いたの〜?」と聞いたら、作文を読みあげるように、ところどころ臨場感や感情をこめて書いた内容を教えてくれた。 こんなにしっかり文章を覚えているくらい、一生懸命考えて書いていたん

見守る難しさと子の経験を奪わないこと

小4長男がフリースクールの林間学校に出かける。 親と離れて過ごす3泊4日。 フリースクールの先生からは1日目のお弁当などの必須の持ち物のみ伝えられ、持ち物は自分で必要な物を考えて準備するようとメッセージがあった。 まずは長男と持ち物リストをつくった。 なにがいるかなー?と長男に質問して書き出していく。 林間学校が2度目なこともあり、長男は思ったよりパッパッと必要なものを上げていく。 予定表を見ながら、予定に合わせて必要なものを考える。 そしていよいよパッキング。

子どもが生まれて変わる関係と新しく見える顔

子どもが生まれて、子どもと一緒に帰省するようになって9年。 その中で、私自身の両親や兄弟との関係もゆるやかに変化しているような気がする。 両親との関係はもちろん親と子。 だけどそこに、両親にとっての孫の母という関係がうっすらと加わっている。 父がただただ楽しそうに子どもと一緒に遊ぶ子どものような姿を見ると、わたしも小さい頃こんな風にたくさんあそんでもらっていたなぁとおもったりする。 両親とはあまり大きくぶつかったことがないけれど(わたしが高校から実家を離れて寮生活をし

小4長男との朝カフェ学習タイムを通して見えること

今週は小4長男が通うフリースクールが夏休み。 ピクミン4をやりたいという長男と相談して、夏休みの学習として学校に行かなくなったことでやってない過去のドリルが終わったらというルールを決めた。 家だと集中できないし、フリースクールが休みになると長男はほぼ家から出なくなるので去年と同じく朝一緒にカフェに行って勉強することにした。 基本的には本人がひとりで進めるのを隣に座って仕事したりしながら見守り、長男の手がとまったり困っているときにフォローする、というのがわたしの役目である

「学校行きたくない」という言葉の奥にあるもの

不登校で家にいる生活をへて、フリースクールに通うようになった小4長男。 学校の行きしぶり期には「学校行きたくたい」と、言葉や行動やいろんな表現をしていたし、フリースクールに通いはじめてからも「行きたくたい」という日はある。 そのたびに、長男と話し合ったり交渉したり調整したりしながら、「行きたくたい」と向き合ってきた。 めちゃくちゃざつにまとめると、行きしぶりがはじまった最初の頃は「行きたくない」に対してでも行けば楽しそうに帰ってくるし、と朝の気の重さのようなものだと思っ

やってみたいという気持ち

小4長男が、フリースクールで育てているじゃがいもを収穫して持ち帰ってきた。 品種は4種類あり、「食べ比べしたい!」という。 偏食で野菜もあまり食べない長男なのでそれは食べてましょうと乗っかることに。 じゃがいもを食べ比べするならやっぱり蒸してお塩もしくはバターでしょ、ということで蒸すことにした。 「食べ比べたちがいをメモしたいから、紙がいる!」と一緒に紙を用意し、じゃがいもも品種がわかるように名前テープをはって蒸す準備。 長男のそれぞれのじゃがいもに対してのコメント

3歳次男のミックスジュースと親として見守るスキル

最近、3歳次男がミックスジュースづくりにハマって、ほぼひとりでミックスジュースをつくれるようになった(すごい) 最初はミキサーのスイッチを押す係、その次はミキサーに牛乳を注ぐ係。次はバナナの皮をむいて手でちぎってくれるように。 そうこうしてるうちに、包丁を使いたがり、バナナは手でちぎるのではなく包丁で切るようになり、リンゴの皮はむきたい派の次男はリンゴの皮はピーラーで上手にむいてリンゴも包丁で切るようになった。 バナナはやわらかいし切りやすいからよいのだけど、リンゴを切

お月さま、見に行こうよ

夕ご飯が終わったとき、3歳次男がとつぜん「ママ、いっしょにおつきさま、みにいこうよ!」と言った。 最近家でなにかお月さまの絵本を読んだりお話したりした記憶はないから、保育園でなにかそういうきっかけがあったのだろうか。 よくわからないまま、本気かなとか様子をみてるうちに次男はさっき帰宅して脱いでいた靴下をはき、準備万端。 明日も保育園だしもうお風呂に入る時間だったけど、たまにはお月さまを見てみるのもいいかも、と思うくらいにはちょっと魅力的な提案だったから乗ることにした。